いよいよ6月18日に発売される、マウスコンピューター製のWindows Phone 8.1端末『MADOSMA Q501』。
その発売に先駆けて、個人向けのホワイトモデルと、法人向けのブラックモデルの両方の評価機を入手できました。どのように違うのか、比較してみたいと思います。
白のMADOSMAと、黒のMADOSMA。それぞれ個人向けと法人向けとして販売経路の違いがあることから、珍しい端末を持ち寄るオフ会などでもない限り、両者が揃うことはないだろう。 |
微妙に質感の異なるホワイトとブラック
個人向けのMADOSMAとして、ほとんどのみなさんのお手元に届くと思われるのがホワイトモデルです。低価格なスマートフォンでは単純なオフホワイト色を想像しがちですが、白MADOSMAはわずかにキラキラ感がある塗装が目を引きます。
個人向けモデルの白MADOSMA。マットな白ではなく、キラキラ感があるのがポイント。 |
MADOSMAのロゴ付近を拡大してみた。塗装のキラキラ感が、ライム色のロゴを引き立てている。 |
一方、法人向けの黒MADOSMAは、ビジネス向けとして無難だからブラックを採用したかと思いきや、ライム色のロゴとのコントラストは高く、意外に自己主張の強い印象を受けます。
白MADOSMAとはややテイストが異なり、黒MADOSMAの塗装はマットな質感。 |
ブラックにライムというカラーリングには、型にはまろうとしない個性を感じる。 |
ちなみにカバーを外した本体部分は共通とみられます。オプションで白と黒(あるいはさらに別の色でも)のカバーを買うことができれば、簡単に着せ替え可能です。
白MADOSMAと黒MADOSMA、カバーを外せば中身は同じようだ。 |
ここでちょっと週間リスキーなチャレンジを。白MADOSMAのボディに黒MADOSMAのカバーを装着してみた。これで黒MADOSMAと見分けはつかない。かつてのシトラスやピンクの端末とは違い、混ぜても危険はなさそうだ。 |
白MADOSMAは、Windows Phoneの背景色がホワイトで、カラーがライムという設定。そこで個人的に期待していたのが、黒MADOSMAはデフォルトがブラック・ライムの設定になっているのではないか、という点です。
ただ、評価機はいずれもROMイメージが同じと思われ、黒MADOSMAのホーム画面も背景色はホワイトでした。もちろんこれは設定ですぐに変えることができます。
黒MADOSMAの背景色をブラックに設定することで、漆黒のMADOSMAへ進化する。端末前面が黒いため、画面全体が大きくなったかのような、お得感を得られる。 |
ちなみにMADOSMAは、SIMカードスロットやmicroSDカードが金属カバー式になっています。ナノSIMカードにアダプターを付けてMicroSIM化した場合でも、安心して装着できるというメリットがありました。
SIMカードスロットとmicroSDカードスロットはいずれも金属カバーでロックするタイプ。 |
スライド式ではたまにSIMカードが外れて大変なことになるが、上から押さえてロックする方式なので不安はない。 |
まもなく最初のOTAが配信か
まだ発売前ではあるものの、マウスコンピューターによればMADOSMAの発売に合わせてOTAによるアップデートを実施する予定とのこと。
これによる変更点としては、カメラのシャッター音設定があるようです。現時点で評価機は、シャッター音のオン・オフを切り替える設定があります。また、これがオンの状態でも、本体のボリュームを下げることでカメラのシャッター音は鳴らない仕様になっています。
評価機では”カメラのシャッター”のオン・オフ設定があるものの、製品版ではOTAアップデートによりシャッター音が鳴る仕様に固定されるようだ。 |
ただ、国内での販売にあたって、カメラのシャッター音はオンに固定するのが一般的です。アップデートにより、シャッター音が鳴る仕様になるものと思われます。
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MADOSUMA
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