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Bufferはセルフプロデュースの必携ツール SNS予約投稿サービスの使い方

2015年06月16日 14時30分更新

 先に申し上げておきますが、すでにBufferを使っている方には今さらな情報になります。また、Twitterを使っていない人、使っているけど自らはさほどつぶやかない人、フォロワー数が少ない人にもあまり意味のない記事ですのでYahoo!でもGoogleでも構いません、再びインターネットの大海原へ身を委ねていただけましたら幸いです。

 Bufferは、ひと言で表わせば“SNS予約投稿サービス”です。Facebook、Twitter、Goolge+、そして日本ではあまり使っている人はいないかもしれませんがLinkedIn、app.netといったサービスに対応しています。

 サービスは、登録するだけでキホン無料で使えます。私はTwitterのIDで運用中。フツーに文字だけでもいいのですが、たとえばネット記事を共有したい場合、Chromeの機能拡張を用いると便利です。なお、Bufferのサービス(UI)は日本語化されておりません。もう数年こんなですから、日本語化は期待できないかな……。ま、最初の設定くらいなので。

ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑私はTwitterとFacebookしか連携させていません。コメントを添えるのはキホンですね。

 “Add to Queue”を押すと予約され、指定された時間(後述)に投稿されるしくみです。あとからスラスラっと投稿順を変更することも可能です。

ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑なお、デフォルトではサイトの画像にBufferアイコンが追加されますが、ハッキリ言ってウザイ。オプションでオフりましょう。キーボードショートカットも不要かな。まぁ好みですが。

 もちろん、スマホアプリもあります。iPhoneも、Androidも、おねーさんも。

ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑スマホアプリでは、設定の“Composer Users Defaults”をオンにしておくと、いちいち操作しなくてもTwitter、Facebookの同時投稿がデフォルトとなるので便利です。
ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑Analyticsで投稿のシェア数やらクリック数やらを確認できます。ただ最近、TwitterがデフォルトでAnalytics確認できるようになったので、この機能の恩恵は薄れましたが……。

 問題は“予約投稿する時間”です。その前に、なぜ時間差で投稿する必要があるのか? 一番の理由は“連投を避けるため”です。要するに“うるさいとリムられやすい”というワケですね。また、そんなに頻繁につぶやかない人でも“別にどうしても今つぶやきたいというわけではない、けど言っておきたい”という場合は、予約投稿しておくほうが結果的に多くの人の目に触れることになります。

 さらにほかの利点として、ある程度のソーシャルハッキング対策にもなります。今現在の行動を隠せますからね。ただし「なう。」と思わせつつ過去だったり未来だったりするわけですから、フォロワーの多い人は定期的にBufferを使っている(に限らず時間差投稿をしている)ことをアピールするといいでしょう。自意識過剰と思われるかもしれませんが、気にしない気にしない。大物は、堂々と黙っていてもよい。

 私は定期的にこんなふうにアピールして、たとえばイトーくんから「あれ、アックンつぶやいてるのにメール返信ないなぁ。よし、LINE送ってみよう!」とかいうのを防げ……ると思ったんですが、コレに限ってはあまり効果ないみたい。レスはあとからでもちゃんとすればさほど問題ありません。もちろん、すべての投稿をBuffer経由にしているわけではありませんよ。たとえばスマホ新モデルの発表会とかは、ちゃんとリアルタイムで実況し、レスを付けています(気が向いたらですが)。

 予約投稿の時間はあらかじめBufferのサイトで設定しておきます。理想は自分のことをフォローしてくれている人たちが最もTwitterを利用(閲覧)している時間に合わせることです。その時間を調べるには、別のサービスを活用します。いくつかありますが、最もメジャーなfollowerwonkを。

ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑リンクは記事最下にございますので。IDを入れて解析するだけです。あ、上の“they follow”のほうですよ、下は自分がフォローしている人になっちゃう。
ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑自分をフォローしてくれている人の分布とかわかります。まぁ、コレは別にどーてもいいんですが。
ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑コッチです。フォロワーの活動時間がグラフで出ます。これを見ながら投稿時間を設定するわけですが……下のほうにBuffer連携ボタンがあるのでワンタッチなんです。便利ー。
ケチな局長が有料プランのBufferでSNS予約投稿を行なうワケ:週間リスキー
↑クリックするだけで一瞬でBufferに。なお、Bufferの無料版では1アカウントにつき10投稿までとなりますので“10”を入力して解析を。私は“25”にしています。

 なぜ25か。まず、10では足りない(おしゃべりな)ので、月額10ドル(年払いだと8.5ドル)のプランに加入して制限を解除しています。リアルタイムも併用するので多すぎないようにしているのですが、Facebookのほうが仕様でマックス25なんですよね。Twitterと合わせる必要はないのですが、私はなんとなく合わせていますので、25にしました。25日生まれだし。リアルタイムの投稿もBuffer経由で行なえ、この場合は予約投稿数にはカウントされないので、人によっては無料プランでも十分と思います。

 いじょ。タイミング良く投稿を分散できるのでシェア率が上がり、結果的にフォロワーが増えることにるのがBuffer活用の利点。編集者に限らずブロガー、アーティスト、そしてアイドルまで幅広い表現者に利用をお勧めいたします。責任は取りませんが。

●関連サイト
Buffer
followerwonk(解析ページ)

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