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ソニーも5000万画素搭載カメラ発表か!?αシリーズ用新レンズを5本投入

2015年06月16日 13時00分更新

 ソニーαシリーズにはミラーレスのEマウントと、一眼レフ型のAマウントの2種類がある。そして、両方のマウント用にAPS-Cサイズ用とフルサイズ用の2種類のレンズがあり、合計で4系統のレンズがある。グレードとしては“ツァイス”と“Gレンズ”という2種類のフラッグシップのレンズシリーズがあり、今回はEマウントフルサイズ用1本とAPS-Cサイズ用のコンバーター2本、Aマウントのフルサイズ用レンズ2本を発表した。

FE 90mm F2.8 Macro G OSS

ソニー
予想実売価格は16万円前後、6月26日に発売予定。

 FE90mm F2.8はEマウントのフルサイズ用新型レンズで、現行で言うとα7系のカメラのためのレンズだ。もちろん、Eマウントのα6000などのAPS-Cサイズ機でも使える。

ソニー

 これまでEマウント用のマクロレンズはAPS-Cサイズ用の『SEL30M35』(E30mm F3.5 MACRO)しかなかったので、フルサイズ機のα7系ではマウントアダプターを使って、Aマウント用の50mm/100mmマクロを利用するしかなかったのだが、このFE90mmの発売によって、アダプターなしでフルサイズ機でマクロ撮影ができるようになる。

 EF90mmは「G」の名前のとおり、球面収差を抑え、周辺からとろけるような美しいボケを実現。フォーカスリングが前後にスライドしてAF/MFを素早く切り換えられ、光学式の手振れ補正も内蔵している、最高峰のマクロレンズと言えるだろう。

●主なスペック
インターナルフォーカシング&円形絞り
35mm判換算焦点距離:90mm
レンズ構成:11群15枚
最短撮影距離:0.28m
最大撮影倍率:1.0倍
フィルター径:62mm
大きさ:130.5mm×79mm
重さ:約602g
付属品:フード、フロントキャップ、リヤキャップ

 加えてEマウントではフィッシュアイコンバーター『VCL-ECF2』とウルトラワイドコンバーター『VCL-ECU2』も発表した。

VCL-ECF2

ソニー
予想実売価格は1万9500円前後、7月10日に発売予定。
ソニー
装着イメージ。

VCL-ECF2

ソニー
予想実売価格は1万7300円前後、7月10日に発売予定。
ソニー
装着イメージ。

 ともにAPS-Cサイズ用の『SEL16F28』(E16mm F2.8)と『SEL20F28』(E20mm F2.8)に装着でき、フィッシュアイは焦点距離が10mmと13mmに、ウルトラワイドは12mmと16mmになる。

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMⅡ

ソニー
予想実売価格は29万7000円前後、6月26日発売予定。

Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSMⅡ

ソニー
予想実売価格は31万8600円前後、6月26日発売予定。

 ともに、一眼レフ型カメラAマウントのフルサイズ用レンズで、既存の同スペックレンズのリニューアル版。AFの動体追従性能が4倍高速化したほか、T*コーティングの向上、防塵・防滴となった。レンズの主なスペックや最短撮影距離、大きさは変わらないが、24-70mmは重量が約955gから974gに、16-35mmが約860gから872gと微妙に重くなっている。

 

 フラッグシップである「ツァイス」の名を持つこの2本のメインズームレンズがリニューアルしたということは、このところEマウントフルサイズのα7系カメラとレンズに注力していたソニーとしては、こちらもまだまだ本気ということ。α7Rは後継機種が米国で発表となったが、Aマウントはいまだ最高2430万画素であるからして、キヤノンに対抗すべく5000万画素フルサイズのα99後継機が出る前兆かも知れない……(ハズレたらゴメン)。

■関連サイト
ソニーα製品ページ

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