週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

PC-88からもう30年かぁ!3DS『三國志2』で物思いにふける

2015年06月15日 16時30分更新

 『三國志』といえば、2~3世紀頃の中国大陸を舞台に、三国時代の君主として中国大陸の統一を目指す歴史シミュレーションゲーム。1985年12月にPC-88版で1作目が発売され、当時はFD(フロッピーディスク!)ドライブが2台装備されているPCでなければプレイできず、1万円を超える価格帯にも驚愕した。そんな『三國志』も、ナンバリングが“13”(2015年12月10日発売予定/PC・PS3・PS4)になり、今年で30周年を迎える。余談だが、12月10日は、PC-88版で1作目が発売された日でもある。

三國志2_DS
↑こちらが『13』のメインビジュアル。30年の重みが伝わってきます。

 その30周年記念作品のひとつが、今年の8月にニンテンドー3DSで発売になる『三國志2』。発売のニュースは既報だが、新要素の詳細が公開されたのでまとめて紹介しよう。

三國志2_DS
↑3SD『三國志2』のメインビジュアル。3DSなのに渋いっ。

 3DS版『2』のベースとなるのは、1992年にPC-98やスーパーファミコンなどで発売された『III』。『三國志』シリーズの中では、どのナンバーが一番好き?そんな会話は、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーション好きの中ではよく交わされる。おそらく人気があるのは『V』だろうが、個人的には『III』が遊びやすくて好きだ。支配の目的が国から都市へ変わり、家臣武将の身分を決められるようになり、戦略では命令が細分化されたりと、やれることが圧倒的に増えたことに感動した(それ以降になると、増えることがわずらわしく感じて……)。
 まず個人的に期待しているのは、新シナリオ6本、新武将100名が追加されるという点。三国志を象徴するようなエピソードや、史実では描かれなかった“IF”をモチーフにしたシナリオなどが追加されるらしい。

三國志2_DS
↑新シナリオの史実シナリオ。ご存じ赤壁の戦い(レッドクリフね)後の劉備。
三國志2_DS
↑歴史の“IF”はゲームならではの醍醐味。もし暴君・董卓を倒せなければ?私の大好きな呂布は?呂布はぁぁぁぁぁ?

 総勢800名以上の武将が登場し、広大な中国大陸を暴れ回るというのは考えただけでワクワクする。また、武将の顔イラストや能力値を編集できる武将のエディット機能も搭載。これは賛否両論あるだろうが、北方謙三『三国志』を楽しんだ自分の願望として、まずは呂布の知力・魅力をアップしたい!他にも、都市やアイテムのエディット、3段階の難易度設定、操作性の一新など、本当にいろいろと楽しませてくれそうだ。

三國志2_DS
↑『三國志III』から『三國志12 with パワーアップキット』までに登場する武将の顔グラからエディットできるとのこと。
三國志2_DS
↑難易度も3段階から選べるし、寿命設定もある。マニアなら超級に挑むべし!
三國志2_DS
三國志2_DS
↑戦略の開発や外交画面。引き抜きもシリーズの大きな魅力のひとつ。
三國志2_DS
↑諸葛亮が魏軍を迎え撃つ戦闘場面。タッチペンや十字キー、左スティックなどで操作する。

 PCやテレビの前に座って長時間じっくりゲームができなくなっている昨今、3DSで手軽に遊べるというのも、ちょっぴり寂しい気もするがうれしい。
 『三國志』とは関係ないが、プラットフォームは何でもいいので『太閤立志伝』も新作を発売してくれないかなぁ……。

■武将イラストはこちら!

三國志2_DS
↑劉備、関羽、張飛。
三國志2_DS
↑曹操、夏侯惇、孫堅。

『三國志2』
●コーエーテクモゲームス
●2015年8月6日(木)発売
●パッケージ版 :4800円(税別)
 ダウンロード版:4286円(税別)
●ニンテンドー3DS

『三國志2 プレミアムBOX』
●コーエーテクモゲームス
●2015年8月6日(木)発売
●6800円(税別)
●商品内容:
・3DS『三國志2』ゲームソフト
・オリジナルサウンドトラックCD
・オリジナルマイクロファイバーポーチ
・『三國志』30周年記念特製シールセット

『三國志2』『信長の野望2』ツインパック
●コーエーテクモゲームス
●2015年8月6日(木)発売
●8800円(税別)
●商品内容:
・3DS『三國志2』ゲームソフト
・3DS『信長の野望2』ゲームソフト
・『三國志』歴代パッケージポストカード(12枚)
※『三國志」歴代パッケージポストカード(12枚)は『「三國志」30周年記念歴代タイトル全集』に同梱されているものと同じものです。

(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

■関連サイト
三國志2公式サイト
三國志30周年記念特設サイト
 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります