『MONSTER GO-DJ』は、手のひらサイズのボディーに2つの液晶ディスプレーを搭載。2系統の音源ファイルの再生、2つのターンテーブル、物理スイッチでのミキシング、エフェクターなど、DJに必要なすべての要素が286グラムのコンパクトなボディーに詰まっている。外部スピーカーをつなげるだけで、DJプレーが可能な世界初の完全自立型ポータブルデバイスだ。
といっても、見てみないと触ってみないとわからない魅力がこのGO-DJにはある。現在、GO-DJを開発した仙台ベンチャーJDSoundの宮崎晃一郎代表取締役は、欧州を中心に展示会イベントに出展し、GO-DJの魅力を世界に発信している。
ドイツで行なわれた“Musikmesse 2015”や、フランス・カンヌの“MIDEM”などの音楽系のイベントに出展。特にフランスでは新聞社『nice-matin』の取材を受け、翌日のカンヌ版1面に製品と宮崎代表が掲載されるなど、絶賛を受けた。
他にもカンヌでのイベント期間中、南アフリカ共和国のライブイベントが行なわれたのだが、なんとDJはいるけど、DJの機材がないという状況に。そんな中、GO-DJをもっていったら即興でDJを務めることになり、これにはイベント主催者も、参加者も大よろこび。もちろん、その後、南アフリカとの商談が劇的に進んだという。こんなストーリーが生まれるのも、製品のポータビリティーゆえのこと。
そもそもGO-DJになぜ、“MONSTER”の名前が付いているのか、その逸話がスゴイ。さかのぼるは2013年3月、完成したばかりのGO-DJをもって、米国テキサス州で行なわれた音楽と映画、インタラクティブの世界的な祭典“SXSW2013”でブース披露した際、モンスター社のノエル・リー社長自らブースに現われ、宮崎氏はそのままサンフランシスコへ……。交渉の末なんと、ライセンシー契約を結び、ブランド名を使えるようになった。
そんなGO-DJは現在、アスキーストアで販売中。もちろん、この液晶をキズから守りたいという人に向けて、専用の液晶保護シートも用意しました。さらに詳細なスペック&オンライン購入はこちらでどうぞ(品切れてしまったらすみません)。
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Monster GO-DJ
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