世界中のPCメーカーや周辺機器、パーツメーカーのブースが一堂に会する南港展覧館。なかでも今年最も注目度が高かったのが中国のIN WIN社のブースだ。
↑ASUSの発表会で展示された、IN WIN社製のPCケース『H-Tower』を採用したROGシリーズのゲーミングPC。 |
同社のブースにはCOMPUTEX開催前日に行なわれたASUSの発表会で展示され、高い注目を集めたPCケース『H-Tower』が最も目立つところに設置され、多くの注目を集めていた。
ブースにはASUSで展示されていたブラック×レッドだけでなく、シルバーモデルも用意。単なる展示用のサンプルではなく、今年の第3四半期に発売を予定しているという。価格や日本での発売予定は未定。
↑シルバーモデルも用意。ダンパー部にはブルーのLEDが彩っている。 |
その他にも通常のタワーケースが多数展示されていたがこれらのデザイン性の高さにも注目が集まった。同社が得意とするアルミとガラスを組み合わせたデザインは非常にクールだ。
↑フルタワーケース『090』はホワイトとブラックを用意。本体下部に設置するインターフェースには、USB3.1 Type-C端子も搭載している。 |
↑こちらは昨年発表して注目を集めた『S-Frame』がインテルブースに展示されていたところ。このように多くのPCメーカー、周辺機器メーカーのブースでIN WIN社のPCケースが展示されていた。 |
IN WIN以外にも注目のPCケースがいくつかある。そのひとつがAntecのフラグシップシリーズである『S10』だ。内部をマザーボード、電源ユニット、ストレージでチャンバーを分割しているのが特徴。
展示サンプルは両サイドにアルミカバーを使ったものと、ガラスカバーをつかったものが用意されていた。今月末には出荷が始まる予定で、グローバルでの価格は500ドル。日本市場に関してはまだ確定していないが7~8万円になるのでは?とのことだった。
↑Antec S10。3.5インチドライブ6基、2.5インチドライブを8基搭載可能。 |
↑S10を使った水冷システムも展示されていた。 |
今回、多くのPCケースを見て回って強く感じたのが、5インチベイを搭載しないPCケースが急増していることだ。上で紹介したIN WINのPCケースとAntecのS10の両方とも、フルタワーサイズなのに5インチベイはない。デスクトップPCでも光学ドライブを搭載しないスタイルが今後のスタンダードになっていくのかもしれない。
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