MSIは6月2日より台湾にて行なわれているCOMPTEX 2015にてG-SyncやTobii EyeXを搭載したゲーミングノートPCなどを展示した。発売や価格は本イベントが終了後、随時お知らせするとのこと。日本での発売は未定だ。
GT72 2QE Dominator Pro G-Sync
液晶への入力遅延やティアリングなどを抑えるNVIDIAのG-Syncを内蔵したゲーミングノートPC。液晶は17.3インチ(1920×1080ドット)、CPUが第5世代Core i7で、グラフィックスがGeForce GTX 980M(GDDR5 8GB)を搭載する。
また、ストレージはRAID 0で構築した4つで合計1TBのM.2 SSDに加え、1TB HDDを内蔵。通信機能は最近対応を謳った無線LANルーターが増えつつある、複数端末が同時に無線接続しても速度が落ちない“MU-MIMO”に対応する。映像は最大4つの液晶に出力できるとしている。外部出力もG-Syncの恩恵を受けるかは気になるところだ。
GT72 2QE Dominator Pro Tobi EyeX
マウスのクリックやスクロールといった操作を視線のみで行なえるトビー・テクノロジーのアイトラッキングセンサー技術『Tobii EyeX』を内蔵したゲーミングノート。液晶は17.3インチ(1920×1080ドット)、CPUが第5世代Core i5またはi7で、グラフィックスがGeForce GTX 980M(GDDR5 8GB)を搭載する。ストレージや通信機能はG-Sync搭載モデルと同じ。
Tobii EyeXは開発キットがトビー・テクノロジーのホームページで95ドル(約1万8000円前後)で販売されている。開発キットは液晶前面のベゼルなどに取り付けて使うが、GT72 2QE Dominator Pro Tobi EyeXは液晶下部にセンサーが内蔵されている。
アイトラッキングの対応ゲームはまだ少ないが、ゲームの周辺機器で知られるSteelSeriesはすでにアイトラッキングデバイス『Sentry』を199.99ドル(約2万4900円)で販売している。そのため、今後対応ゲームが増えてくる可能性も高く、それに伴いGT72 2QE Dominator Pro Tobi EyeXも注目の的になりそうだ。
GS70 2QE STEALTH PRO SILVER EDITION
7.1chのバーチャルサラウンドサウンドが楽しめる高品質な音声技術を搭載するゲーミングノートPC。ボイスチャットも明瞭な音で行なえる。液晶は17インチ(1920×1080ドット)、CPUが第5世代Core i7、グラフィックスがGeForce GTX970M(GDDR5 3GB)を搭載する。ストレージはRAID 0で構築した合計768GBのmSATA SSD×3と1TB HDDを備える。
GS60 2QE Ghost Red Edition
15.6インチ(3840×2160ドット)のIPS液晶を搭載したゲーミングノートPC。CPUは第5世代Core i7、グラフィックスがGeForce GTX970M(GDDR5 3GB)を搭載する。ストレージは合計512GBでRAID 0を構築したM.2接続のSSDと、1TB HDDを備える。
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