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地震発生時に自動的に照明を点灯させる「お知らせビーコン」がアプリックスから登場

2015年05月27日 14時00分更新

 みなさん、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、ひさびさのビーコンネタでございます。アプリックスが防災情報に対応したビーコンモジュールを発表しましたよ。

 具体的には、同社が発売中の「お知らせビーコン」と呼ばれるBluetooth Low Energy(BLE)モジュールを防災情報に対応させました。「お知らせビーコン」は、BLEを利用してスマホを連携することで、各種の情報をスマホを経由してインターネット上のサーバーから引き出すことで、お知らせビーコンを内蔵した家電などを操作できるシステムです。このモジュールを組み込んだ家電であれば、スマホを持って自宅に帰ると自動的に照明やエアコンがオンになったり、自宅から出ると電源をオフにしたりということが自動化できます。

Aplix
「お知らせビーコン」を家電に組み込むことで、地震発生時に明かりをつける、調理家電の電源をオフにするといた、災害時の初期動作を自動化できます。

 今回の対応により、スマホに届いた防災情報に反応して、おしらせビーコンが搭載された照明器具の明かりを付けたり、調理器具の電源をオフにしたりといったことが可能になります。このモジュールは300円程度で販売される予定で、家電製品の付加価値を低コストで高められるのがポイントです。こういったBluetooth対応モジュールの家電への組み込みが普及すれば、スマホやPCでの家電制御がよりいっそう便利になりますね。

Aplix
Bluetooth/Wi-Fiゲートウェイ用のソフトウェアをルーターやネットワークスイッチなどの機器に組み込むことで、BLE対応の製品をBLE非対応のスマホやPCから操作可能になります。例えば、米インテル社の極小コンピューターであるEdisonにBluetooth/Wi-Fiゲートウェイ用のソフトウェアを組み込めば、BLE対応のチョロQを操作できるようになります。

 アプリックスでは、Bluetooth/Wi-Fiゲートウェイ用のソフトウェアも発表しました。これは、Wi-Fiルーターやネットワークスイッチに、このソフトウェアと同社のBLEのモジュールを一緒に組み込むことで、簡単にビーコンのやり取りを可能にするソリューションです。Wi-FiルーターやネットワークスイッチがBLE対応になるので、そのネットワーク内のBLE非対応機器からビーコンを内蔵する家電や玩具などを制御できるようになります。

■関連サイト
アプリックス
お知らせビーコン(プレスリリース)
Bluetooth/Wi-Fiゲートウェイ化するソフトウェア(プレスリリース)

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