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PC-8001に初代ウォークマンも!48年に及ぶなつかしいデジモノの歴史を辿る

2015年05月26日 18時30分更新

 どうもみなさん、“週アスのタイムトラベラー”世界の山さん(26)です。唐突ですが、編集部に落ちていた古い目覚まし時計……もとい、タイムマシーンを使って古いデジモノ(正確にはまだその当時はアナログだったりしますが……)を見てきたので、その一部をご紹介しようと思います。

■タイムトラベラー世界の山さんとは?

デジモノ進化48年史
↑どこにでもいるふつうの編集者のはずが、編集部の古時計で過去と現在を行き来できるようになっちゃった☆なつかしの製品をみんなにお届けするよ!

■1968年:家庭の主役となったカラーテレビの普及機
トリニトロン・カラーテレビ KV-1310

●ソニー

 

デジモノ進化48年史

 国産初のカラーテレビは東芝が1960年に発売した17インチモデル。その後、松下電機や日立、三菱らが参入しているが、本格的に普及し始めたのは1968年頃。ソニーのトリニトロンが採用された本機が人気となった。

■1979年:初期の国産PCの代表格
PC-8001
●NEC

デジモノ進化48年史

 キーボード一体型の独特なデザインを採用したデスクトップPC。CPUはZ80A互換のミューPD780C-1を備える。初の国産本格PCとして高い人気を集めたモデルだ。

■1979年:ソニーの人気音楽機器“ウォークマン”の始まり
ウォークマン TPS-L2

●ソニー

デジモノ進化48年史

 1979年に発売されたカセットテープで音楽を聴く、初代ウォークマン『TPS-L2』。「カセットテープの再生専用機は売れない」という意見を打ち破り、大胆なコンパクト化を果たして大ヒット商品になった。

■1986年:初めて市販された電子カメラ
RC-701

●キヤノン

デジモノ進化48年史

 報道機関などの業務向けとして発売されたデジカメに通じる磁気記録スチールカメラ。当時の価格はシステム一式で500万円を超えた高級機。記録方式はアナログだが、その後ノウハウや技術が現代のデジカメに受け継がれた。

■1988年:世界の山さん誕生

デジモノ進化48年史

 7の月に福岡県の夜空に一筋の流星が走り、産声をあげたひとりの男がいた。後に彼は“世界”を掲げ、週アスに伝説を残していった。というのは本人の弁。

■1993年:モバイルノートの元祖
ThinkPad220

●日本IBM(レノボ)

デジモノ進化48年史

 当時“サブノート”と呼ばれていた、モバイルノートPCの草分け的存在。重量は1キロと現代のモバイルノートとしても通用する軽さだ。乾電池による駆動も可能だった。

■1997年:パソコン通信ができるスマホのはしり
Data Scope DS-110

●京セラ(DDIポケット)

デジモノ進化48年史

 PCカードスロットに下部を差し込むことでパソコン通信ができる携帯電話。単体でも利用でき、本機は2400bpsのパソコン通信が行なえる。電子メールの送受信にも対応していた。

■1997年:メガピクセルを超えて画質が向上
CAMEDIA C-1400L

●オリンパス

デジモノ進化48年史

 民生機初の141万画素CCDを搭載したレンズ固定式のデジタル一眼レフ。高画質なデジカメが身近になりだした頃のモデルだ。

■2000年:カメラ付きケータイが登場
J-SH04

●シャープ(J-フォン)

デジモノ進化48年史

 写真をメールで送信できる、初のカメラ付き携帯電話。プリクラブームもあり、話題になったモデル。すでに自撮り用ミラーも搭載していた。

■2001年:小型PCシグマリオンが人気!
シグマリオンII

●NEC(ドコモ)

デジモノ進化48年史

 Windows CEを搭載したモバイル端末。重量は500グラムで最大10時間駆動するのが強み。モバイルPCより軽く、通信契約をすると安く購入できた。

 このほか、紙での週アス最終号となる『週刊アスキー6/9号 No1030』掲載の特集『なつかしのPC、携帯電話にカメラも デジモノ進化48年史』では、もっと多くのノートPC、デスクトップPC、携帯電話、スマホ、デジカメ、AV機器をジャンルごとに紹介しております。いろんな意味で感z年保存版です!気になった方は、お近くのコンビニや書店でぜひお手に取ってみてください!

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