みなさん、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて6月4日(木)まで、「INSIDE PHOTOSHOP」という展示会が東京・原宿で開催されていますよ。これは、泣く子も黙るほど有名なフォトレタッチソフトであるアドビ システムズの「Adobe Photoshop」の25周年を記念した展示会です。Creative Cloud時代しか知らないユーザーも、当時は高すぎて買えずにフラットベッドスキャナーに付属していたAdobe Photoshop LEを使っていたユーザー、古くからのMacユーザーでモノクロ時代の1.0から使っているユーザーまでが楽しめる展示が盛りだくさんです。
ワタクシはプレス向けのレセプションパーティーに潜入してきましたので、そのレポートとともに展示内容をご紹介します。
展示会の会場は、東京・原宿にある「UltraSuperNew Gallery」。JR原宿駅(竹下口)からは徒歩6分ほどの場所にあります。埼玉方面や横浜方面から来るなら、副都心線の北参道駅が最寄りです。こちらからも徒歩6分ほどです。北参道駅からは明治通りを下っていけば着くのでわかりやすいかも。
会場は外側からAdobe Photoshopの25周年を祝うディスプレイがテンコ盛りです。
室内の壁には見慣れたPhotoshopのツールバーがデザインされています。
展示会場の奥には、1987年から2015年までのPhotoshopの年表が掲示されていました。Photoshopは「Display」というグレイスケール画像を表示するアプリが原型だそうです。Photoshopの開発である、トーマス・ノール氏、ジョン・ノール氏がこのアプリのデモをアドビに披露して、その後にPhotoshopのライセンス契約を結ぶことになります。というような内容が2015年までびっしり書かれていますよ。
年表は目線の位置に西暦とその年に発表されたPhotoshopのバージョン、開発コードネーム、主な特徴などが記載されています。その上には各バージョンのアイコンが掲示されていますね。
アイコンの上にはパッケージ写真がありました。現在は、CC(Creative Cloud)となったのでパッケージ販売はしていませんが、ひと昔前はPhotoshopのパッケージを本棚に並べてるデザイン事務所に行くと「おぉー」と感嘆していた時代が懐かしいです。また下のほうには、各バージョンのツールバーも掲示されていました。驚きなのは、ツールバーにある基本ツールの位置やアイコンはほとんど変わっていないこと。まあ、このあたりは意地でも変えちゃダメなところですね。
Photoshopで作られた作品も展示されていました。
こちらは壁に掲示されていた、Phoshopの開発者であるトーマス・ノール氏のピクセルアート。
Photoshopは、トーマス・ノール氏とジョン・ノール氏のノール兄弟が生み出したアプリです。
日本では仮装好きな変なオジさんというイメージですが、Photoshopのエバンジェリストとして世界的にも有名なラッセル・ブラウン氏のピクセルアートもありました。
今回の企画に併せて作られた「Photoshop REAL」という架空の製品も展示されていました。
カラオケの画面も模したリアルなレイヤーの下には、スポイトや虫眼鏡、投げ縄、消しゴム、修復ブラシ(絆創膏)などのPhotoshopの定番ツールが収納されています。
レセプションには、トーマス・ノール氏も登場しました。いちばん好きなツールはスタンプツールだそうです。
スタンプツールと、Photoshop 0.87、Photoshop 1.0のアイコンに囲まれるノール氏。バージョン0.87のアイコンは、街のDPEショップをイメージしたデザインとなっています。黄色で「1HR」と書かれた文字は、1時間程度で写真を現像できるという当時のDPEショップの定番の売り文句を表しているそうです。
ギャラリーには、Photoshopのアイコンやツールがパネルとして設置されています。
これを持って写真を撮り、「#CC新発見」「#Ps25」のハッシュタグを付けてTwitterに投稿すると、Photoshop 25周年記念TシャツやPhotoshop REALなどの記念品が抽選で25名にプレゼントされます。なお、投稿前に「@creativecloudjp」のアカウントをフォローしておく必要があります。ちなみに現地に行っても、トーマス・ノール氏とは写真は撮れません。
レセプションにはエンジニアリングチームも参加していました。現在トーマス・ノール氏は、3人のスタッフとともにPhotoshopプラグインの「Camera Raw」の開発に従事しているそうです。
レセプションでは、日本酒の樽の鏡開きもありました。樽には、Photoshop 25周年のデザインが。
升も25周年デザインでした。
アドビのロゴと、Photoshop 25周年を示す文字が焼き印されています。
そのほかレセプションでは、巻き寿司アートの第一人者でもある、たまちゃんさんがPhotoshop 25周年を記念した作品を披露。
巻き寿司は2本あり、1本目は町娘から歌舞伎役者までに移り変わるもの、2本目はPhotoshop 0.87と最新版のアイコン、ハンドツールなどが詰め込まれたものでした。ハンドツールのアイコンの巻き寿司を縦に切り分けると、蝶が現れるという芸の細かさ。
最後には、トーマス・ノール氏の手によって巻き寿司が開かれるとPhoshop 25周年にちなんだ25の文字が現れるというサプライズもありました。
25 Years of Photoshop - Dream On
■関連サイト
アドビシステムズ
Photoshop公式ブログ
ultrasupernew gallery
■Photoshop 25周年記念企画展示「INSIDE PHOTOSHOP – Photoshop 25th Anniversary Exhibition -」
開催期間:2015年5月22日 (金) 〜 6月4日 (木) 11:00~18:00(会期中無休)
入場料:無料
会場:UltraSuperNew Gallery
〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-1-3
*JR原宿駅(竹下口)徒歩6分 *東京メトロ/北参道駅(2番出口)徒歩6分
*東京メトロ/明治神宮前駅(5番出口)徒歩10分
展示内容
• Photoshop歴史タイムライン
• INSIDE PHOTOSHOP
• 開発者バイオグラフィー
• “Dream On” Photoshop 25周年記念ムービーなど
■「INSIDE PHOTOSHOP」×「#CC新発見」Twitter キャンペーン
応募期間:2015年5月22(金)~6月12日 (金) 23:59
参加方法:アドビ クリエイティブ クラウドTwitterアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#CC新発見」と「#PS25」を付けて、「INSIDE PHOTOSHOP」展の会場写真とともにTwitterに投稿してください。
参加資格
• Twitterアカウントを開設していること
• アドビ クリエイティブ クラウドTwitterアカウントをフォローしていること(当選通知をダイレクトメッセージでご連絡します。)
• ハッシュタグ「#CC新発見」「#PS25」を使って、「INSIDE PHOTOSHOP」展の会場写真とともにTwitterに投稿していること
• 日本国内在住であること
キャンペーン投稿画像についての注意事項
• 本キャンペーンにおいて投稿される画像等の被写体について、第三者の承諾等が必要となる場合は、ユーザーの責任において、当該第三者の承諾等を得た上で投稿してください。
• ご投稿いただく画像等は、ユーザー本人が撮影したものに限ります。他から転用した画像、他人から無断で借り受けた画像等での投稿はご遠慮ください。
賞品:
- Photoshop 25周年記念オリジナルTシャツ
- Moleskine Smart Notebook, Creative Cloud connected
- Adobe Photoshop REAL
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