レストランの新規オープン、店舗の増改築など飲食店に必要な費用を広くインターネットで多くの人から資金を募集できる。そんな飲食店に特化した日本初のクラウドファンディングサイト“kitchenStarter(キッチンスターター)”がオープン。現在、資金調達をしたい人と支援したい人の事前登録を開始している。
資金調達をしたい人のkitchenStarter自体への登録、資金募集のプロジェクト開始は無料だ。目標金額に達したときのみ、支援総額の20%が手数料として発生する仕組み。目標金額に届かなかったら、支援金額はサポーターに全額返金、登録の手数料は一切かからない。
支援者へのリターンはオープンした店舗の優先予約や割引券、プレオープンパーティーへの招待などが、プロジェクトごとに様々なリターンが想定され、また支援者の事前登録もすでに開始している。もちろんコンセプトに共感して支援したのだから、自分にあった常連店ができあがるというリターンも大きな魅力だ。
飲食店のクラウドファンディングと言えば、とろさばの専門店“SABAR”や馬肉専門店“ローストホース”、日本酒飲み放題“KURAND SAKE MARKET”などが資金募集から店舗をオープン、週アスPLUSでも取り上げたものが軒並み大きな話題になるなど、羨ましいほどの成功を収めている。kitchenStarterからもそんな個性的で話題の店舗が生まれるかもしれない。プロジェクトが始まった際には、要チェックしておきたい。
■関連サイト
kitchenStarter
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります