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スマホで見られるドラレコ『LVR-SD310HWG』は超便利

2015年04月29日 09時00分更新

  最近、クルマにドライブレコーダー(ドラレコ)を装着する人が増えている。万が一の事故でも、映像が残るので、その後の交渉でもスムーズに進められるからだ。また、偶然目の前で起きた出来事をネットに投稿する人も多い。走行したルートも記録されるので、旅の思い出として残すのもいいだろう。そんなドラレコで、映像の確認や設定がスマホでできるエレコムの『LVR-SD310HWG』を使ってみた。

LVR-SD310HWG
LVR-SD310HWG
フルHDで30fpsの撮影が可能。画角は120度で音声も録音できる。無線LAN経由でスマホと接続でき、映像の確認や設定、録画動画の再生が可能。GPSアンテナが付属し、ルートも記録する。

 15年以上前、筆者は信号のある交差点で右折しようとして事故ったとき、信号の状態が争点になったことがある。右折信号時の出来事だったのだが、相手が青だったと主張。証拠もなかったので、右折側が悪くなり当時は悔しい思いをした。ドラレコがあったらどちらが悪いか明らかなので、万が一のためにも装着を強くオススメしたい。

LVR-SD310HWG
バックミラー裏に装着。ガラスには両面テープで固定する。本体は取り外し可能だ。

 この製品は、スマホで映像をリアルタイム(ラグはある)に確認できるのが特徴だ。付属の無線LANアダプターを本体に装着。本体背面にあるボタンを押し、スマホのWiFi設定でドラレコを選択。パスワードを入力して接続する。別途専用アプリをダウンロードして起動すれば、スマホで操作可能になる。

LVR-SD310HWG
初回だけWiFi接続する際ボタンを押して設定する。

 装着時、スマホで映像を見ながら画角を調整できるのが便利。設定もスマホからできるので、いつでも変更可能。スマホだけで完結できるから、ドラレコをとても扱いやすい。

LVR-SD310HWG
多少のタイムラグはあるが、リアルタイムの映像をスマホで見られる。なので設置する際の角度調整がとても楽。
LVR-SD310HWG
録画された映像もすぐに確認できる。Android用とiOS用のアプリが用意され、それぞれダウンロードして使う。

  さっそく首都高速C2を1周してみたが、トンネル内も明るく、出口でもさほどホワイトアウトせず録画されていた。3Gセンサーを内蔵し、衝撃を受けたとき自動で前後4~36秒(変更可)保存される。衝撃の感度を“ 中”にして走ってみたが、結構反応していたので、弱めにしたほうがいいかも。付属のGPSアンテナを接続すれば、電波を拾えるところなら位置情報を記録。パソコンの専用ソフトで見ると、グーグル・マップ上に撮影した場所を示してくれる。

LVR-SD310HWG
設定のイベントの中で衝撃の感度も停車時と2通り設定可能。録画保存する時間も設定できる。
LVR-SD310HWG
録画ファイルは1分半程度ごとに分割され、常時とイベントと分けて保存されている。
LVR-SD310HWG
付属のGPSアンテナを別の位置に設置して接続する。
LVR-SD310HWG
PC版のソフトは付属のマイクロSDカード内に入っている(WIndows版のみ)。GPSの位置情報はグーグル・マップに表示され、およその速度が出る。GPSの受信感度も確認可能。

 とにかく、録画された映像をすぐにスマホで見られるのが便利。録画した映像は動画として保存もできるので、旅の記録としても利用できるはずだ。最後に首都高速C2を走った動画を編集したサンプルをアップしたので見てほしい。

※編集・再エンコードしているので録画した映像より若干劣化しています。

●関連サイト
エレコム(製品情報)

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