FRONTIER PCブランドを展開するインバースネットからスティック型PC『Palm Stick PS01H』が登場した。価格は税抜きで1万7000円。なお、送料を足して税込みで計算すると、1万9656円になる。すでに予約販売が始まっており、5月11日から順次出荷される予定だ。
Palm Stick PS01HはAtom Z3735F(1.33GHz、最大1.83GHz)、Windows 8.1 with Bing(32bit)を採用(余談だが、製品名から一瞬、Palm OSを期待したのは筆者だけではないはず。実際、インテル純正の『Compute Stick』はLinux版も出る予定で、スティック型PCのOSはWindowsに限定されているわけではない)。メモリーは2GB(DDR3L-1333)、32GB eMMC、マイクロSDXCカードスロット、USB2.0のフルサイズポートと給電用マイクロポートを備える点はほかのスティック型PCと同様だ。通信機能もIEEE 802.11b/g/n無線LANにBluetooth4.0+LEを標準装備。
ファンレス設計で大型のヒートシンクを内蔵し、サイズは104(W)×37.6(D)×14(H)mm(端子部除く)で重量は約70gとなる。
また、持ち運ぶ際に便利なストラップホールも備える点が特徴だ。スティック型PCは昨年のマウスコンピューター製『m-Stick MS-NH1』を皮切りに爆発的に増えている。昨今では、超小型システムだけにBIOSのチューニング次第で安定度が変わる点に注目が集まっており、スティック型PCも冷却とBIOS、サイズ感で多様化が進んでいる。
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Palm Stick PS01H製品ページ
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