デジタルステージは、動画や写真素材に音楽やエフェクトを加えて、見応えのある動画をカンタンに作成できるソフト『PhotoCinema』を5月28日発売する予定だ。
デジタルステージといえば、ウェブサイト作成ツール『BiNDクラウド』をはじめ、動画作成ソフト『LiFE* with PhotoCinema』など、デザイン性の高い見せ方を誰でもカンタンにつくれるツールを提供し続けている。
今回発表された『PhotoCinema』は、『LiFE* with PhotoCinema』で培った操作性をベースに、さらに一歩進んだ見せ方や制作スタイルを誰でも実現できるソフトだ。
動画のつくり方は3通り。素材をセットして自動生成してくれる“おまかせモード”と、動画の並び順からエフェクト、時間まで細かく指定する“じぶんでモード”、あらかじめ用意されたストーリー設計を元に組み立てていく“シナリオモード”だ。
おまかせモード。素材を選択、音楽を指定すると自動生成される。 |
じぶんでモード。動画をつなぐだけではなく、写真だけで構成する動画もつくれる。 |
また、音楽のリズムにあわせて動画の長さを分割し、曲の展開に合わせた演出が可能な“タップ機能”がある。あらかじめ音楽を聞きながらテンポに合わせて自分でタップすることで、BPMを算出して動画が調整される。
タップ機能は、まず音楽を聞きながらテンポに合わせてタップし、BPMを決める。 |
おもしろいところでは“コラボ機能”。たとえば結婚式に披露する動画など、複数の人たちと共同で1つの動画をつくりたいこともある。そんなときにこれを利用すれば、依頼から素材のやりとり、進捗状況などがウェブページとして生成され、フェイスブックやメールを通じてみんなと共有が可能。動画を編集する幹事的役割の人の負担が軽減できるし、動画をアップしてほかの人と共有することで、よりよいものをつくろうというやる気も生まれる。
コラボ機能。参加して欲しい人に連絡。 |
素材提供して欲しいシーンにメンバーを割り当てる。 |
各メンバーの進行状況を誰でも確認できる。 |
動画はフルHDに対応。YouTubeをはじめ、フェイスブックやVimeoなどと連携してすぐに動画を公開できる。
ソフトは、2種類あり通常版の『PhotoCinema』と結婚式に合わせた素材やテンプレートを収録した『PhotoCinema Wedding』。WIndowsとMacに対応し、価格はどちらも1万4800円(税別)。
■関連サイト
PhotoChinemaテザーサイト
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