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世界的カードゲーム『Hearthstone』 iPhone/Androidスマホ版が配信開始

2015年04月15日 08時15分更新

 Blizzard Entertainmentが提供するオンライン対戦カードゲーム『Hearthstone:Heroes of Warcraft』の、iPhoneやAndroidスマホに対応したバージョンがリリースされました。PC版とiPad/Androidタブレット版はすでに配信されていましたが、これで大きな端末を持ち歩かなくてもオーケーです!もちろん無料ですよ。ダウンロードは記事下部のリンクからどうぞ!

Hearthstone

 スマホ用に画面レイアウトも最適化してあり、細かい説明が書かれているカードもきちんと読めるようになっています。

Hearthstone
Hearthstone

 配信記念として、スマホでプレイするとカードパックがもらえます。

Hearthstone

 カードパック開封画面も横並びに変わっています。

Hearthstone

■ 「あと1ゲームだけ……あと1ゲームだけ……」で気付いたら朝になる

 Hearthstoneは、TCG(トレーディングカードゲーム)と呼ばれる古くからあるジャンルのゲームをデジタル化したもの。MMORPGの巨塔『World of Warcraft』のキャラクターがモチーフになっています。
 オンライン上のプレイヤーと自動的にマッチングして、揃えたカードでデッキを構築して出し合い、相手のヒットポイントをゼロにしたら勝ちというシンプルなシステムですが、カード固有のスキルの効果や、場に出せるコスト(マナ)、相手の手札との相性など、様々な要素が複雑に絡み合って奥深いゲームです。

 それでいて1ゲームは10分ほどで終わってしまうので、勝つまで何度も何度も遊んでしまう中毒性があります。

■ とりあえず対戦できるようになるまでに覚えておくべきこと

 残念ながらゲーム自体は日本語化されていません(とはいえ、ミニオンカードのスキルは簡単な英語で書かれているのでスグ理解できるはずです)。そこで、とりあえずインストールしてみて、どう遊んだらいいのかという人のためにカンタンに流れをお伝えしておきましょう。

 まずはBlizzardのアカウントを作成してログインできるようにしましょう。このアカウントを使えば、PCでもタブレットも同じ状態で遊べます。(以下の画像はAndroidタブレットで撮影したものです。)

 Hearthstoneでは、9人のヒーローから対戦毎にひとり選んで、それぞれのヒーローに合わせたデッキで戦います。チュートリアルはMageを使います。まあ、英語でCPUとなにやら会話をしていますが、WoWネタなどよくわからないものもあるので無視していいです。6戦あるのですが、何を教えようとしているのか、要点をまとめてみました。

Hearthstone

チュートリアル1
 自分の番になったらミニオンカードをドラッグして場に出し、“END TURN”を押す。ヒーローのHelthが0以下になると負け。カードにはコスト(Cost)があり、画面右下の“マナ”の量より小さければ、カードが出せる。そのターンで出したカードはすぐに動けない(攻撃できない)。敵のカードやヒーローに重ねるようにドラッグすると攻撃。マナの範囲でカードは何枚でも出せる。カードには攻撃力(Attack)と体力(Health)の2つのパラメーターがある(Cost/Attack/Health=2/3/1、のように書いたりもする)。場にカードを出すのではなく、直接攻撃できるようなスペルカードもある。

チュートリアル2
 マナは毎ターン“1”増えていく。全体攻撃カードもある。場に出すと他のカードの攻撃力が上がるアビリティをもったカードもある。

チュートリアル3
 攻撃するとお互いにダメージを受ける。相手の攻撃力が高くても、相手のHealthを上回る攻撃力があれば自分も死ぬが相手も倒せる。
相手ヒーローを直接攻撃するだけでなく、盤面に並んだカードを処理することも大事。スキルには発動条件がある。

チュートリアル4
 カードを長押しするとスキルの詳細がわかる。様々なアビリティを防御や攻撃に使う。

チュートリアル5
 ヒーロー毎に、マナを消費して毎ターン1回だけ使えるHero Powerがある。Mageは2マナを使って、カードやヒーローに1ダメージ与える。どんなに強いカードでも特殊なカードで弱体化されてしまうこともある。

チュートリアル6
 回復アビリティや、Heroが武器をもって直接攻撃できるようになるカードもある。今までの知識を生かして強敵を倒そう。

※シークレットカードという、相手には見えない罠のようなカードもあります。

Hearthstone

 ちなみにミニオンカードは見方は下の画像をご参照ください。

Hearthstone

  このアビリティ(スキル)がちょっとわかりにくいものもあるので、よく使われる効果を紹介します。

Battlecry:場に出すと効果が発動
Charge:場に出すと同時に攻撃できる
Choose One:発動する効果を選択する
Combo:連続してカードを出したときに発動
Deathrattle:死んだときに発動する
Divine Shield:攻撃を1度だけ無効化する
Enrage:ダメージを受けると発動
Freeze:1ターン攻撃できなくなる
Overload(1):次のターン、括弧内の数だけマナが消費された状態になる
Secret:シークレットカード
Silence:ミニオンに付与された能力などを打ち消す
Stealth:ステルス状態だと攻撃対象にならない(自分から攻撃すると解除)
Spell Damage+1:使用するスペルカードのダメージに数字だけプラスする
Summon:ミニオンを召喚
Taunt:強制的にそのミニオンが攻撃されるようになる
Transform:ミニオンを別のミニオンに変化させる
Windfury:1ターンに2回攻撃

 さてここからが本番です。まず目指すのは、9人のヒーローを使えるようにすることと9人のレベルを10にすることです。

 ホーム画面の“Solo Adventures”がCPU戦です。“Practice”の“Nomal”で、チュートリアルで使ったMage以外のヒーローを入手するために、それぞれCPU対戦してアンロックしていきます。

Hearthstone
Hearthstone

 そして、アンロックしたヒーローを各ヒーローをレベル10にすることを目標に遊びまくります。CPU戦でも対人戦でもかまいません。対人戦はホーム画面の“Play”からヒーロー(デッキ)を選んでスタートすれば、自動でオンライン上のプレイヤーとマッチングします。

 レベル10になれば、Basicカードという基礎的なカードがひととおり揃い、デッキ構築の面白さが味わえるようになるでしょう。カードを購入すれば、もちろん戦術が広がりますが、まずはBasicカードを揃えてくださいね。

Hearthstone

 上の画像はデッキ構築画面です。左にあるアルバムのようなカードリストから右のリストにドラッグして、合計30枚選びます。

 ポイントは、画面中央上、やや右側に見えているグラフのようなもの。これは、このデッキに、あるコストのカードが何枚選ばれているか示したもの。このグラフは、TCG界では“マナカーブ”といわれています。一般的にはマナカーブの頂点が、コスト2~3あたりが頂点になるように選ぶと良い、と言われています。つまりコスト2~3のカードが多いほうが良い、ということです。詳しくは割愛しますが、簡単に言うとそのほうがカードを出せるチャンスが多いからです。仮にコスト5だけのカードでデッキをつくったら、マナが1から始まって5になるまでの4ターン、1枚も場にだせませんよね。

 このゲームはゲーム内のGoldを使って、“Arena”というランダムデッキ対戦の参戦権を購入したり、カードそのものを購入できます(課金要素はこのGoldを購入することになります)。このGoldはデイリークエスト(例:Mageで3勝する)などをクリアーしても入手できるので、どんどん遊んでください。

Hearthstone

■ カードのパックを開けるドキドキ。カードは自分で作れる

 
Basicなデッキを構築してもの足りなかったら、カードの購入を検討してもよいかもしれません。“Shop”からGoldを使って5枚入りのパックが購入できます。

Hearthstone

 パック開封は1枚ずつめくっていきます。レアなカードが出るかな?

 中身はランダムなので、ダブることもあります。そういうときは、“Crafting mode”でカードを素材に分解してしまい、この素材を使ってピンポイントで欲しいカードを作成することもできますよ。

Hearthstone

 ということで駆け足ではありますが、最初に躓いてしまうかもしれない部分を解説しました。スマホで遊べるようになってますますユーザーが増えるはず。ぜひ私アキラとも遊んでくださいね!Twitterでお待ちしてます!

■関連サイト
Hearthstone 公式ページ
Hearthstone 動作確認済み端末確認ページ

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Google Playでダウンロード
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