週間リスキーの時間がやってきました。Xperiaのすべてを知りたい人や、海外端末でメシ5杯以上食えるという人以外はブラウザバック推奨なのであしからず。
Xperiaって国内だとハイエンド機の代表格として有名ですよね。 海外モデルだと実はスペック抑えめなエントリーモデルのほうが目立っており、しっかりと海外市場に展開していることがわかります。
そこで今回は、エントリーモデルの『Xperia E4 Dual』をじっくりと見ていきます。EXPANSYSでは2万円を切る衝撃的な安さ。プロセッサーは台湾メディアテック社のMT6582(1.3GHz、クアッドコア)で、メモリーは1GB、ストレージは8GBといった価格相応の性能。ちなみに日本語ロケールは最初から入っています。
まずは正面から。ホーム画面は見慣れたアイコンが並びます。
次に背面。ガラスのイメージが強いXperiaシリーズですが、ざらざらした手触りで落としにくく感じます。
最初持ったとき「えっこれホントにXperia?」と思ったのですが、その最大の原因が側面の構造が違う点。最近のスマホは狭額縁が流行していて、ディスプレーと本体の境目をあまり感じないもんですが、E4は違います。
本体が土手のようになってて、ディスプレーがひと回り小さく載っているのがわかるでしょうか。手に持ったときの違和感は半端ないですが、実際に操作してみると意外と快適。
マイクロUSBがむき出しの状態で上側面にあるのが、むかしのXperiaシリーズを思い出して懐かしい気持ちになります。
下側面の、土手のような部分から背面のカバーをはがすと、マイクロSIM×2とマイクロSDのスロット×1があります。あと、カメラの下にある謎のミゾがなんなのかすごく気になります。
ディスプレーサイズが5インチなので、同じディスプレーサイズのZ1と比較。タテが少し短くなっています。E4は本体と比べて、ディスプレーがひと回り小さくなっているので、反対側の側面まで操作するときに手のひらが当たって誤作動起こさないのがいい感じ。
バッテリーの消費を大幅に抑えられる“スタミナモード”も搭載。スタミナモードがオンのときでも、もちろんテザリングは可能なのでルーター代わりに利用するときに重宝しそうです。
何も設定していない状態だと、もっさり動作で操作時のストレスの原因になりかねないので、まずはちょっとした快適化を施しておきましょう。まずは開発者オプションを出すためビルド番号を連打。
次に、開発者オプションからアニメーションなどすべて“等倍”から“OFF”にします。これだけで快適化終了。ACCNがXperia Z3の高速化として紹介していますが、Androidほぼ共通の設定なので、遅いと感じる端末には試してみると効果があるかも。
●Xperia E4のアニメーションがオンの状態での動作
●Xperia E4のアニメーションがオフの状態での動作
動画だとごくわずかの差に感じるかもしれませんが、操作してみるとまったくの別物です。
日本のメーカーの端末ということで、気になる技適ですが残念ながらありません。英国や米国の技適マークに相当するものがあるだけに、切ない気持ちになりました。
●関連サイト
EXPANSYS
Xperia E4 DUAL製品ページ
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