週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

プーさん大歓喜!! はちみつがストローで吸い放題の巣箱、7億円の予約を集めたFlow Hive

 コックをひねればはちみつが出る。プーさんも養蜂家も大助かりの大発明だ。

 チューブで直接はちみつを汲み取れる巣箱を養蜂家のアンダーソン夫妻が開発した。Indiegogoで資金を募集し、すでに630万ドル(約7億6000万円!)もの開発資金を手に入れている。410ドル(約4万9000円)から巣箱が予約できる。12月に出荷予定だ。

honey

 巣箱に入れる独自の巣枠(フレーム)に秘密がある。

 フレームの内側に、人工的に作られたハニカム構造の巣が入っていて、ハチさんが蜜をためると自動的に下に流れこむ構造になっているのだ。あとはコックをひねり、ハニカム構造をぱかっとひらいて、たまったはちみつを下に流し出せばよいというわけ。

 巣枠だけなら予約金額は230ドル(約2万7000円)から。

honey
人工的に作られた巣に秘密がある

 蜂の巣は3層、もしくは4層と束ねて使える。1つの巣枠で最大3キロ、巣箱全体で最大20キロものはちみつが収穫可能という。20キロのはちみつ! ワオー!!

 蜂に巣を作らせない仕組みなので、蜜から巣の成分になるロウを取り除く必要もなく、蜜をとるとき蜂さんたちに襲われる心配もない。まさに養蜂家にとって夢の発明だとアンダーソン夫妻。

honey
巣枠。層を重ねられる
honeycomb
巣箱にたくさんセット可能

 既存の木枠とおなじサイズで作られているため、いま使っている巣箱にそのまま応用可能とのこと。

 日本ミツバチの場合はどうなんだろう? 自作で作ってる木枠の場合は? 専門家なら気になることはありそうだ。西洋ミツバチに蜜を盗まれてしょげていた伯父さんにメールしておこう。

画像:FlowHive

■関連サイト
Indiegogo

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります