Googleは以前から予告していたiPhone版Googleカレンダーを公開しました。ダウンロードは無料、iOS7.0以上で利用できます。
Google Calendar for iPhone. It's about time. http://t.co/1Ye9rfG7Z9 pic.twitter.com/bxwQqwyzBI
— Google Calendar (@googlecalendar) 2015, 3月 10
自分は予定をすべてGoogleカレンダーで管理しているので、公開されたアプリを実際に使ってみました。
アプリ起動後は、ほかのGoogleアプリで利用しているGoogleアカウントが表示されます(初めてGoogleアプリを使う場合は、ログイン画面が表示されます)。また、チュートリアルの間などにも、iPhone本体の“カレンダー”、“連絡先”、“通知”へのアクセス権が求められます。
無事セットアップが終わると、予定一覧が表示されます。表示は、“1日”、“3日”、“スケジュール(予定一覧)”のみ。アプリのデザインは基本的にはマテリアルデザインを踏襲しています。なお、先日Android版はアップデートされ、スマホでも“週”表示が可能になりましたが、iPhone版は未対応のようです。
基本的な使い方はAndroid版と同様です。画面右下にある“+”マークの丸いボタンをタップすれば新規予定を作成できます。“夕食”などのキーワード検知によるテーマ画像の自動反映(住所をサジェストから設定するとカレンダー表示になる)やカレンダーの設定色がヘッダーに反映されるなども同じです。
ただし、Googleドライブ経由のファイル添付機能など、やはり最新のAndroidにあってiPhone版にはない機能があるようです。
左端からスワイプする表示するカレンダーを指定できます。また、設定からはカレンダーごとの通知設定や色の変更、Googleアプリとの連携設定が可能です。
とくにAndroid版と同様に複数のGoogleアカウントの予定を表示できるのは“仕事用(Google Apps)”と“私用(一般のGoogleアカウント)”を使い分けているので、非常にうれしい仕様です。
不満な点としては、前述のとおりAndroid版との差があるところ。念のため試したところiCal形式ファイル(.ics)の読み込みもできませんでした。あと、iPhone6/6 Plusの画面には最適化されているものの、タブレット表示にはまだ対応していないのも残念です。
iPhoneユーザーでGoogleカレンダーを利用している方はぜひダウンロードしてみてください。
●関連サイト
Gmailオフィシャルブログ 該当記事
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります