腕時計サイズの本体にAndroid4.4が搭載されていて、単体でほぼすべてのAndroidアプリを利用できる『SmartGear49』。基本的なおさらいから、ゲームアプリの検証まで実際に試してみました。
まず最初に、SIMカードを挿して使う環境を整えます。付属のドライバーで側面をパカッと開けて抜き挿しするのですが、ネジがめちゃくちゃ小さいので、無くさないように注意。予備のネジもありますが、油断しているとスグ無くしてしまいます。
標準でインストールされているアプリは、『Googleマップ』や『YouTube』といった定番のもの。Googleマップの起動が安定せずにエラーで落ちたりするので、『Yahoo!地図』などの導入をオススメします。起動するときはストリートビューまで利用できますが、安定しない原因は謎です。
ほかには、『Google日本語入力』や『Screen Rotation』、『Heart Rate』のアプリが独自で追加されています。
Google日本語入力 |
ATOK |
文字入力に関してはATOKのほうが使いやすかったので、切り替えて利用するのをオススメします。Google日本語入力の場合は入力欄が表示されないため、何を入力しているのかわからなくなって、入力に根気が必要になりました。
Screen Rotationは、画面の回転を制御するアプリ。特にSmartGear49ではありがたいアプリで、横向きに強制表示するアプリでも縦に表示できるため、腕に付けて利用する際に役立ちます。
それでは本題のゲームアプリを試していきましょう。Ingressは小さいながらもプレイ可能。ただし、GPSの性能が弱めなのか、編集部内ではマップが表示されず、外に行ってようやくプレイできました。
編集部アカザーによるグリフハックへのチャレンジは、記事の最後に動画で紹介します。
次にプレイを試みたのがパズドラ。問題なくできると考えていましたが、特定の画面から先に進めずにプレイできませんでした。なぜかパズドラWならプレイできたので、語尾に「でーす」をよくつけるちゅーやん氏にチャレンジしてもらいました。
最後に試してみたのがLINEツムツム。元祖モデルの『TrueSmart』でもプレイできましたが、比較として5万点を叩き出したゆうこば氏に再びプレイしてもらいました。
元祖モデルとの違いを聞いたところ「相変わらず指で画面が隠れて見えないけど、表示は鮮明にはなったと思う」とのこと。解像度が上がって見やすくなったおかげでしょう。
ちなみにビザビさんがさっそくフィルムつくってます。しかもすでに、ラインアップのなかに光沢タイプと低反射タイプがそれぞれ980円で販売中。相変わらず速いですね。
SmartGear49は、ディスプレーの周辺に“フチ”があるので、さすがに貼ることも考えるとキツキツにはつくれなかったようす。
それでも利用するぶんには気にならないデキとなっております。
最後に、ゲームアプリのプレイ動画をご覧ください。僕は一切出演しませんが、西條氏の手腕によりサムネになっています。
アマゾンでの実売価格が4万3000円前後なので、気軽とは言えませんが感動するおもちゃであることは間違いナシです。
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●関連サイト
ANYYOUON
ビザビ(保護フィルム販売ページ)
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