3月2~6日に米国サンフランシスコにて開催しているゲーム開発者向けイベント『Game Developers Conference 2015』(GDC 2015)。その期間に合わせてNVIDIAは発表会を開催し、Androidセットトップボックス『SHIELD』をお披露目した。発売予定は5月で、価格は199ドル(約2万4000円)。現地で実物を試遊してみたので、そのレポートをお届けします。
↑NVIDIAカラーの緑に彩られた発表会会場。キャッチコピー“MADE TO GAME”。 |
↑SHIELDをかかげるNVIDIAの社長兼CEOのジェンスン・ファン氏。 |
↑Apple TVを始めとするセットトップボックスの一種で、3Dゲームもバリバリ遊べるようにグラフィックを強化しているのが特長になります。ゲームだけでなく、写真や映画、音楽、YouTubeといったコンテンツにも対応。 |
↑今年1月に発表した次世代Tegraの“Tegra X1”を採用。GPUの処理性能やメモリー、消費電力などで、Xbox360の上を行くとアピール。 |
↑Apple TVやNexus Playerなどと比べても、ざっと3倍以上の圧倒的なパフォーマンスがあるとか。 |
↑発表会上に飾られていたSHIELDの実物。 |
↑横から見ると、プレゼンでも強調していた薄さが実感できます。 |
↑ガラスで包まれていたので正確に隣に置けていませんが、iPhone 5sと比べた大きさはざっとこんな感じ。テレビの脇に置いてもそんなにサイズを主張しなそう。 |
↑背面にならぶUSBやHDMI、有線LANなどの端子。 |
↑ゲームを遊ぶのに必須といえるSHIELD コントローラも同梱。無線のほか有線での接続も可能。オプションでリモコンも用意しています。 |
気になるゲームですが、コンテンツをダウンロードして遊ぶタイプと、NVIDIAが準備しているクラウドサービス“GRID”からストリーミングで利用するものの2種類です。ダウンロードでは、『クライシス3』や『Doom3: BFG EditionT』、『ボーダーランズ』といった50以上のタイトルを用意。ストリーミングの“GRID”でも、50以上のタイトルが定額サービスで遊べるとのこと。
↑会場では10台ほどの4Kディスプレーを用意してデモを実施。写真左下、透明ケースに収められているのがSHIELDになります。 |
↑4Kでの表示にもかかわらず、密集する草や動くキャラクターなどをきっちり描画しています。実際に『ストリートファイター4』を試してみましたが、据え置き機の感覚で特に処理落ちもなくゲームに集中できました。 |
↑ゲーム実況サービス“Twitch”や録画、スクリーンショットといった、ネットでシェアするためのニーズにも対応。 |
↑GRIDでも、1920×1080ドット/60fpsという高精細かつスムーズなゲーム体験を提供。 |
↑定額サービスの中には、『Astebreed』(アスタブリード)や『REVOLVER360』(リボルバー360)といった日本のインディーゲームも名を連ねていました。両方シューティングゲームですね。 |
↑『Astebreed』を選んでみたところ、ローディングがスタート。 |
↑会場のネット回線では1分もまたずに遊び始められました。 |
↑『Astebreed』の美麗なグラフィックを堪能できます。2、3分遊んでいたところ、ごくまれに動きが引っかかるところはありましたが、そこまで気にならないレベルでした。スマホのようにダウンロードしてすぐに遊べるのは気楽で◎。 |
↑『REVOLVER360』は、視点をぐるりと回して玉を避けられるという発想が面白いゲーム。 |
発表会は、北米でウケのいいFPSを中心に紹介していた印象ですが、もし日本で展開ならキャラものなどのコンテンツも増やしたほうが親和性が高いのかな?と感じました。
SHIELD
●NVIDIA
●発売日 5月予定
●価格 199ドル(約2万4000円)
●OS Android
■関連サイト
・NVIDIA
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