バルセロナで開催中のMWC2015を絶賛取材中の旅バカライター中山です。ここ最近の旅のお供は『THETA m15』。360度の全天球写真や動画撮れるので、帰ったあとも旅の思い出に360度どっぷりと浸れます。
↑会場にもしっかりとリコーの『THETA m15』を持ち込んで撮影。 |
↑いちばんの観光地、サグラダファミリアでも撮影してます(画像をクリックするとTHETAの専用ページにアクセスします)。 |
THETAで撮影した写真はスマホやPCのブラウザーからも見られますが、迫力あるのは何といってもHDM(ヘッドマウントディスプレー)を使った視聴です。といっても、Oculus RiftはPCが必要で持ち運びには不便。そこで、ハコスコやCardboard互換のダンボール製簡易HMDを使っていました。
↑タオバイザーも購入しましたが、今はレンズが取れて使えない状態……。 |
ただ、いかんせんダンボール製なので、カバンに入れて持歩くとすぐに壊れちゃうんですよね。すでにダンボール製HMDは5個ほど買ってすべて壊してしまいました。
もっと手軽で頑丈で没入感たっぷりのHMDで全天球写真や動画を観てもらいたい! というわけで注目しているのが『Gear VR Innovator Edition』です。
↑前モデルから15%ほどコンパクトになった『Gear VR Innovator Edition』。 |
前モデルの『Gear VR』は、『GALAXY Note4』専用で、GALAXY Note4が発売されなかった日本ではGear VRもリリースされませんでした。今回の『Gear VR Innovator Edition』はGalaxy S6シリーズ用ということで、これまでの流れから考えれば日本での発売は確実でしょう。
↑Galaxy S6シリーズ専用なので、装着もパカッとはめ込むだけとカンタン。 |
↑ベルトの部分は頭頂部と後頭部にプラスチック素材を使っていて、頭を動かしてもしっかりホールドしてくれる。 |
Gear VR Innovator Editionは前モデルと比べててスリム化されているだけでなく、精細さもアップ。GALAXY Note4とGalaxy S6はどちらも同じ1440×2560ドットですが、Note4が5.7インチなのに対して、S6シリーズは5.1インチ。S6シリーズのほうがより高精細なわけです。
↑レンズを使ってのぞき込むので、ディスプレーのサイズダウンはあまり気にならない。 |
実際私も装着してみましたが、ドット感はほとんどなく実に滑らかな360度動画が視聴できました。サイズダウンによる低重量化で、装着感もあまりないので付けていて違和感も少ないです。
↑本体側面にはタッチセンサーと戻るボタンを装備。 |
また、長時間視聴できるようにマイクロUSBポートが装備され、ここから装着したGalaxy S6シリーズの充電ができるようになりました。動画視聴などはCPUパワーを使うので、これはうれしい改良点です。
↑本体下部にマイクロUSBポートを装備。ここにケーブルを接続すればセット中も充電可能。 |
↑外部コントローラーでゲームをするのも楽しそう。 |
Gear VR Innovator EditionはGalaxy S6とS6 edge両方に対応するとのこと。日本でどちらのモデルが実際に発売されるか分りませんが、買うなら断然はGalaxy S6 edgeですね。
↑早く日本でも発売して欲しいGalaxy S6 edge。 |
エッジスクリーンの革新性もありますが、本体重量が132グラムと、S6 edgeのほうが6グラムも軽いのがポイント。HMDとして使うなら軽いほうがいいですからね。
というわけで、Galaxy S6 edgeとGear VR Innovator Editionの日本での早期発売を期待しています!
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