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Huawei Watch実機レビュー ファーウェイ初のスマートウォッチは完成度高し:MWC 2015

2015年03月02日 13時45分更新

文● 山根康宏 編集●太田 良司

 ファーウェイはMWC2015でウェアラブルデバイスを3機種発表。中でも最大の目玉は同社初となる腕時計タイプのスマートウォッチ『Huawei Watch』です。

HuaweiWatch
↑まるで腕時計? ルックス&質感にこだわったHuawei Watch。

 Huawei WatchはAndroid Wearを採用したスマートウォッチ。ディスプレーは完全な円形で見た目は市販の腕時計のようです。サファイアガラスを採用して傷がつきにくくなっていますが、これはAndroid Wearとしては世界初とのこと。実際に画面に触れてみると、平滑感が高くスムースな操作ができそうです。

HuaweiWatch
↑竜頭(リュウズ)は押しやすい位置に設置。

 腕時計の竜頭のような側面のボタンは右上に設置。腕時計のルックスを目指すなら真横に設置されるべきでしょうが、時計を左腕にはめて右手でボタンを押すことを考えるとこの位置のほうが押しやすいとのこと。ボタン操作が多いAndroid Wearだけに、使い勝手を考えた設計になっています。

HuaweiWatch
↑裏側には心拍計センサーを搭載。

 Huawei Watchは心拍計を搭載。腕時計本体の裏側にそのセンサーが内蔵されています。なお充電もこの背面側から行い、独自形状の4ピンの充電端子も備わっています。

HuaweiWatch
↑ステンレスボディーの本体にも傷がつきにくく設計。

 本体は若干の厚みがありますが、押しやすい位置にある竜頭や円形ディスプレーと相まって腕にはめてみると気にならない大きさです。そしてこのフレームは冷間鍛造のステンレス鋼というものを採用、ディスプレー同様に傷がつきにくくなっているとのこと。

HuaweiWatch
↑ベルトは交換式で好きなものを装着できる。

 ベルトは交換式で、市販の腕時計用のものも利用できます。ファーウェイからも何種類かのベルトが販売される予定です。

HuaweiWatch
↑こちらはゴールドバージョン

 さらに高級感のあるゴールドボディーのタイプも用意。

HuaweiWatch
↑落ち着いた色合いのブラックバージョン。

 他にもう1色、ブラック版も提供。3色の本体カラーにベルトの組み合わせを変えれば、カジュアルからビジネスまであらゆるファッションに似合いそうです。

HuaweiWatch
↑機能はAndroid Wearとして一般的。
HuaweiWatch
↑もっとも自然に装着できるスマートウォッチ。

 これまでのスマートウォッチはIT製品らしいデザインのものが多く、腕時計として使おうとすると違和感を与えるものが多かったかもしれません。Huawei Watchはその外見から腕時計としてはめてもおかしくないデザインで、毎日使いたいと思わせてくれる製品に仕上がっています。

●関連サイト
ファーウェイ Huawei Watch

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