週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

VAIO Z:MacBook Airよりも軽くてパワフルな2in1 PC|デジギア一点突破

2015年02月26日 14時00分更新

VAIO Z
●VAIO
●直販価格 37万5624円(※)
●発売中

※ソニーストアのBTOメニューで、Windows 8.1 Pro Update 64ビット(+5000円)、Core i7-5557U(+1万5000円)、メモリー16GB(+3万円)、ストレージ512GB SSD(+6万円)、Office Professional Premium プラス Office 365 サービス(+4万8000円)を選んだ場合。

『VAIO Z』

国内企業と共同開発した専用カスタム部品の結晶

 VAIO社製造としては初のマルチフリップ構造を採用し、クラムシェル型からタブレット型に変形する2in1ノートPC『VAIO Z』(以下、Z)。外観や変形ギミックなどはソニー時代の『VAIO Fit 13A』(以下、Fit)と似ているが、その中身はまったくの別物だ。例えば、Fitではメインボードも外部発注のODM設計となっていたが、Zのメインボードは設計から製造までVAIO社の本社が置かれる長野県・安曇野工場で一貫して行なわれている。同社が培ってきた高密度基板設計技術により、Fit比で約66%のサイズダウンを実現している。

VAIO Z 開発者インタビュー
↑安曇野工場で製造している高密度基板。

 モバイル向けノートPCの中では例のないTDP28ワットの第5世代Coreプロセッサーを搭載したことによるハイパフォーマンスさもさることながら、特筆すべきは各機材の品質の高さ。13.3インチのタッチディスプレーに使われている“高演色LED”と“集光BL LCD”はパナソニック、静音キーボードは沖電気工業との共同開発による専用カスタム部品であり、Windows搭載ノートPCとしては最上級に位置する質感に仕上げられている。

MacBook Airよりも軽いボディーでタブレットとしても優秀

 現在2in1 PC市場は液晶回転型が主流だが、Zがフリップ構造にこだわった理由が触ってわかった。クラムシェル型の時は回転ヒンジ採用機と違って、ディスプレーが安定し、ひざの上でも安定して使える。タブレット型ではキーボードがディスプレーに覆われて隠れるので、当然キートップが指に触れて誤動作することもない。

『VAIO Z』
↑安定して使えるクラムシェル型。
『VAIO Z』
↑対面の人に画面を見せながら使うのに最適なプレゼンテーション型。
『VAIO Z』
↑タッチメインや付属のデジタイザーペンで使えるタブレット型。

 ただし、マルチフリップ機構のぶん、純粋なクラムシェルPCやタブレットよりも重めなのは否めない。しかし、Zは現行の13インチMacBook Air(1.35キロ)より約10グラム軽量なボディーで、動画編集も可能なパフォーマンスを備え、デジタイザーペンでクリエイターの用途にも応える。あらゆる面で使い勝手のいい“道具”足りえる1台だ

●関連サイト
VAIO.com


 なお、好評発売中の『週刊アスキー3/10号 No1018』にはVAIO Zのカメラ機能や筆圧調整などのユーティリティーソフトの使い勝手まで細かくレビュー。先日行なわれたユーザーイベントの様子も掲載しているので、ぜひ書店やコンビニ、駅売店、Amazonなどでお買い求めください!

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
週刊アスキー
Kindle版はこちらをクリック

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります