「幸福は義務です。市民、あなたは幸福ですか?」
日立ハイテクノロジーズは、人間行動データを取得、解析して組織活性度を計測するウェアラブルセンサーを開発した。これは、日立製作所が開発した集団の幸福感を身体運動の特徴パターンから“ハピネス度”として定量化する技術を活用したもの。
内閣府は“主体的幸福感”を中心とする国としての幸福度指標と検討しており、文部科学省は“ハピネス社会の実現”をめざす研究プログラムを推進している。
日立ハイテクノロジーズが開発した“組織活性度”測定機能搭載の新ウェアラブルセンサーは、人間行動データを取得して個人の活性度を演算後、組織で集計・平均することで“組織活性度”の定量化を実現している。
日立製作所が考案した集団の幸福感を定量的に求める予測モデルは、多数の人間行動データの分析から、集団の幸福感と強い相関がある身体運動の特徴パターンを見出したもの。“ハピネス度”として定量化しており、定量化された幸福感は、その組織の生産性に強い相関があるとしている。
生産率向上に役立ちそうな魅惑のデバイスですが、『スキャナーに生きがいはない』のコードウェイナー・スミスやジェフ・ヌーン、伊藤計劃作品好きには “ディストピア”な未来が脳裏に浮かんでゾクゾクします!
■関連サイト
・日立ハイテクノロジーズ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります