ビールで髪を洗うと良いらしい!
え? それってどういうことでしょう?
こういうこと?(写真はイメージです)
違いました。ビールを煮詰めてシャンプーに混ぜ、“ビールシャンプー”をつくって髪を洗うが正解でした。
なんでも、ビールに含まれる麦芽とホップのタンパク質が、髪を補修しさらにキューティクルを強化しツヤを出してくれるそう。
本当かしら?
そこで、ちょうど飲み残したビールがあったので、実際にビールシャンプーをつくって洗髪まで試してみました。
ナベコ流のビールシャンプーのつくり方を紹介するので、みなさんもどうぞメモメモ!
■ビールシャンプーつくってみました
用意するもの(ビールシャンプー3、4回ぶん)
・飲み残しのビール100ミリリットル程度
・鍋
・シャンプー
・ビールシャンプーを入れるボトル
・割りばし
飲み残したビール100ミリリットル程度を用意。このときに使用するビールは、いわゆる発泡酒じゃなく、麦芽の使用率が高いものが良いです。
そこで今回使ったのは麦芽100%の『ヱビスビール』。これを飲み残して捨てちゃうなんて確かにもったいない、という意味ではシャンプーとしての活用はけっこうアリかなと思えます。(というかあんまり飲み残さないけど)
・鍋にビールを入れて5分程度煮る
ビールは鍋に注ぎいれて、5分程度中火で加熱します。
ビールを加熱するなんて初めてですが、泡がボコボコ立ってくるんですね。
・シャンプーをボトルに適量入れる
ビールを煮ている間に、ビールと混ぜるシャンプーを用意。 家でいつも使用しているシャンプーを3プッシュくらいボトルに入れておきます。
もうすぐ、ビールを煮始めて5分。……ここで不測の事態が!
ビールを煮た匂いがものすごい。
お酒飲む人ならわかりますよね。あのビールが渇いたときの独特な酸っぱい匂いが凝縮して台所に立ち込めました。酒好きの私でもウッとくるくらい。こ、これは自分だけならガマンできても、家族から苦情がくる可能性はありますね。
そんなこんなで5分。
煮詰めたビールはというと……。水分が蒸発してかなり少量になっていました。ビールの麦芽とホップのエキスが濃縮していそうです!
・煮詰めたビールとシャンプーを混ぜる
先ほどのシャンプーを入れたボトルに煮詰めたビールをイン。
・ビールシャンプーができました!
ボトルに入れただけだと分離してしまうので、割りばしでかき混ぜて完成です。
・香りは?
気になるビールシャンプーの香りは、……うーん、普通のシャンプーに近いです。
今回シャンプー3対、ビール1程度の比率でつくったので、シャンプーの割合が高く香りもビールがあまり主張しません。少しだけビールを凝縮させたツーンとくる感じがありますが。
・髪を洗ってみた
ようやくできたビールシャンプー。実際にこれで髪を洗ってみました(さすがに洗髪の写真は撮れなかったです、ごめんなさい)。
洗った使用感ですが、泡はそれなりに立ち普通のシャンプーとして使えました。先に述べましたが、シャンプーの割合が高いので、泡立ちも普通ーと同等でした。ちょーっとだけビールっぽ香りがして、酒好きなら楽しめます(笑)。
・髪はどうなった?
というわけで、無事にビールシャンプーで髪を洗ってみましたが、洗った感じはどうなったでしょうか!?
うーん。心なしか髪の手触りがしっかりしたような気が。光沢も出てますよね。ビールの効果で髪が太くなったのでしょうか?
ただ、こういうのは継続して使わないと効果が明確ではないので、そのあたりは正直なんともいえませんね。
なんとなく髪質が良くなったような気はするので、飲み残したビールがもったいないという人は、リサイクル的な活用法として試してみても良いんじゃないんでしょうか?
ビールシャンプーは結局どうだった?
<ナベコの目>
・なんとなく髪が太くなった気がする
・美容師さんにビールシャンプーのことを話したら「何それ?」ってかなりびっくりされた
・ぶっちゃけ良かったかどうかはよくわからない
※体質により皮膚に合わない場合もあります。試す場合は自己責任でお願いいたします。
■関連サイト
髪のためのビール - ビールはあなたの髪を助けることができる方法 - 老化の真実
ビールで髪を洗うと健康になる? 簡単ビールシャンプー&コンディショナーの作り方 | ライフハッカー[日本版]
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