ふるさと納税とは、任意の自治体への寄附金のことを指し、個人が2000円を超える寄附を行なったときに、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税からそれぞれ還付、控除される制度のこと(ふるさと納税ポータルサイトより引用)。そして、自治体によっては寄付のお礼として、海産物や肉、果物など、その土地の特産物などを特典として用意していることもあり、近頃話題になっています。
2015年1月から長野県飯山市では、“ふるさと納税”特典にマウスコンピューターのデスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、iiyama液晶ディスプレーを採用しました。同市にはマウスコンピューターの製造工場があるからですね。なお、同工場ではパソコン組み立て教室をやったり、“訳ありセール”を行なったりと、本業の製造のほか様々な取り組みを積極的に行なっています。今回もその一環ということでしょう。
では、ふるさと納税をするとどんなPCがもらえるのか? 寄付金額によって特典の内容が変わるので、以下にまとめてみました。
【2万円以上3万円未満の寄付】
iiyama E2278HD-GB2
↑21.5インチのフルHD液晶ディスプレー。映像入力はD-Sub15ピン、DVI-Dの2系統。直販価格1万8306円の品です。 |
【4万円以上5万円未満の寄付】
WN801V2-BK
↑8インチのWindows 8.1 with Bing搭載タブレット。Office Home and Business 2013を備え、直販価格は2万5704円。 |
【10万円以上20万円未満の寄付】
LB-F511B-IIYAMA
↑Core i3-4100Mを採用する15.6インチ(1366×768ドット)液晶搭載ノートPC。メモリーは4GBで、320GB HDD、DVDスーパーマルチを採用。OSはWindows 8.1 Update(64ビット)。 |
LM-iH301S-IIYAMA
↑Core i5-4590を搭載するデスクトップPC。8GBメモリー、500GB HDD、DVDスーパーマルチを装備。OSはWindows 8.1 Update(64ビット)。 |
個人的には4万円以上5万円未満で、Office付きWindowsタブレットが手に入って、地域貢献もできるプランがいいなーと思っておりましたが、みんな考えることは同じなのか、現在品切れ中でした(2015年4月中旬頃再開予定)。ちなみに、長野県飯山市の寄付金の使い道としては、2015年3月に開業する北陸新幹線飯山駅の駅舎づくりやまちづくりなどに活用されるそうです。
以下、長野県飯山市から、製品が選定された経緯について、コメントをいただいたのでご紹介します。
(ふるさと納税の特典は)当初、特産品である「美味しいお米」や宿泊券を特典として扱うことで、飯山市の美味しい食べ物を知っていただいたり、飯山市に訪れてもらうことを目的としておりました。この度、3月に新幹線が開業することを記念して、新たな特典が追加できないかと検討したところ、市内で製造しているマウスコンピューター製品をPRできればと思い追加したという経緯となります。
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