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2015年ウェアラブル市場を獲りに行くFitbit 今春発売のChargeなどを解説

2015年01月22日 20時30分更新

 Fitbitは2015年のプロモーション戦略などを解説するメディアブリーフィングを実施。現在展開中の製品ならびに最近実装されたサービス、新製品に関する案内を行ないました。

Fitbit

 Fitbitといえば、小型かつ安価な『Fitbit Zip』、Zipの機能に階段昇降数の検知機能を追加した『Fitbit One』、LEDライトで各ステータスの達成状況を確認できる『Fitbit Flex』などの健康管理系のウェアラブル端末を展開しています。

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↑Fitbit Zip。
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↑Fitbit One。
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↑Fitbit Flex。

 また、同社は新製品として睡眠検知・分析機能およびスマホの通話着信を教えてくれる『Fitbit Charge』を今春日本発売予定。さらに、Chargeに心拍計機能が追加した『Fitbit Charge HR』、Charge HRにGPSや各種運動の記録機能、より強力なスマホ通知機能のついたスマートウォッチ『Fitbit Surge』も年内に日本で発売します。

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↑今春発売予定のFitibit Charge(右側のバンドはFlexのもの)。
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↑睡眠中の細かな状態も記録されている。
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↑Fitbit製品の機能比較図。
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↑日本未発売のWiFi内蔵体重計『Fitbit Aria』。担当者曰く「現状決まっている情報はないが、2015年下半期での日本導入を目指している」とのこと。

 サービス面の強化も実施。Fitbitで取得し同期されたデータはウェブ上のダッシュボードで確認できる。そのダッシュボードレイアウトをより細かく変えられるようになりました。また、Fitbitは食事の記録にも対応。リストから食べたものを選んで摂取カロリーを計算する方式ですが、そのリストが日本語に対応。現状では商品のバーコードをスキャンして食べものを記録する機能は日本対応を果たしていませんが、こちらも「近々対応を予定している」(会場担当者談)とのことでした。

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↑ダッシュボードは自分好みにレイアウトを変えられる。
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↑日本食リストには日高屋やセブン-イレブンなどの商品も含まれる。

 このように幅広い製品とサービスを提供するFitibitですが、「ウェアラブル市場は今後さらに急成長する」(同社ヨランダ・チャン氏談)とのこと。具体的には、世界全体で2018年までにウェアラブルの市場規模は190億ドルまでに拡大。端末出荷数は約1億1200万台(2014年比で成長率6倍)と予想。加えて、MM総研の調査結果から、米国と日本のウェアラブル市場の成長推移の類似点をピックアップ。

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↑Fitbitアジアパシフィック バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのヨランダ・チャン氏。
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↑市場規模は米国が圧倒的なものの、日米の成長推移は似ている。

 “さまざまなニーズにあう製品”、“使いたくなるサービス”、“より多くのプラットフォーム(OS)への対応”、“ユーザー同士のコミュニケーション機能”、“ブランドバリュー”を強みに日本市場でのさらなるシェア拡大を目指してくようです。

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↑Fitbitの差別化ポイント。

 2015年の広告戦略としては、都内の主要駅構内の広告やイベントなどへの出展。雑誌広告などを展開予定。今まで以上にFitbitの名前を目にする機会が多くなりそうです。

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↑駅構内広告のイメージ。
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↑イベントなどでは購入コーナーなどを設置する。

 Fitbitを含め多くのウェアラブル端末を見るようになっている昨今ですが、シェア拡大のためには“今までは興味のなかった”層へのPRが必須です。Fitbitがユーザーに対してどのようなアプローチをとるのか、今後の動きに注目です。

●関連サイト
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