MMD研究所は“フリマアプリに関する利用実態調査”の結果を発表。フリマアプリの利用シェアでは、メルカリが圧倒しているという結果だ。なお、サンプルは2015年1月13日、14日に10歳から30歳のフリマアプリを利用したことある男女559人を対象に調査を全6問で実施したもの。
下の表で詳細をみると、現在利用しているフリマアプリは62.6%で『メルカリ』が最多。一方、『Fril』は19.7%だが女性向けにユーザーを絞っているフリマアプリという点を考慮に入れなければいけない。一方、LINEの最安価格を当てて購入できるチャンスプライスが人気の『LINE MALL』は12.7%と続き、先行するベンチャー2社のサービスが、メッセージングの巨人・LINEをおさえている状況だ。
なお、利用のきっかけはテレビCMが36.3%とフリマジャンルとの相性の良さが見て取れる。2014年テレビCMを行なったメルカリ、Frilともに効果をあげている。
ただし、利用状況を見ると“閲覧のみ”が53.7%と圧倒的に多く、出品、購入の割合に大きな差をつけている。次回の調査で、この出品や購入利用者数比率にどのような変動があるのかをみれば、フリマアプリの勢力図・影響力の実態が測れそうだ。
■関連サイト
フリマアプリに関する利用実態調査(MMD研究所)
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