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HC-WX970M:サブカメラやスマホでワイプ撮りできる4Kビデオカメラ|デジギア一点突破

2015年01月15日 20時00分更新

文● 週アス編集部 撮影●高橋智、シバタススム

HC-WX970M
●パナソニック
●予想実売価格 15万6600円前後(1月23日発売予定)

HC-WX970M

静止画もきれいなのでデジカメの代わりにもなる

 パナソニックのワイプ撮り対応ビデオカメラの最新モデル。従来はフルHD撮影モデルのみであったが、本機は4K撮影に対応しているのが特徴。また、ワイプ撮りでも4K撮影が可能となっている。さらに、同社デジカメで採用している“4K PHOTO”にも対応。動画の1シーンを約800万画素の静止画で切り出せるので、静止画撮影もバッチリだ。

専用スマホアプリでリモート操作できる

 無料スマホアプリ『Image Apps』を利用すれば、プレビューやシャッターボタンの操作、撮影の詳細設定などが無線経由で利用可能。

HC-WX970M

上下にも動きアングル調整しやすくなったサブカメラ

 サブカメラは水平のほか、新たに上下も20度前後動くようになった。メインのカメラでズームして、サブで“ふかん”するなどの使い方も可能だ。

HC-WX970M
HC-WX970M

スマホの内蔵カメラをサブカメラとして使う

 専用アプリではスマホの内蔵カメラをサブカメラとして利用できる。なお、スマホのカメラはインカメラも背面カメラも選べる。ただし、ワイヤレスワイプ撮りの場合は4K撮影できず、フルHDまでとなる。

HC-WX970M
↑スマホをサブカメラにした場合。
HC-WX970M
↑モニター部のアップ。


 

シャープな画質と低ノイズな4K映像

 4Kビデオカメラのソニー『FDR-AX100』と撮り比べてみる。

HC-WX970Mで4K撮影

HC-WX970M
HC-WX970M
↑部分拡大

FDR-AX100で4K撮影

HC-WX970M
HC-WX970M
↑部分拡大。

 HC-WX970Mの方がノイズ感が少なく、精細感が高いなどセンサー性能の差があるように感じる。また、 本機は5軸ハイブリッド手ブレ補正で、手持ちでも美しい映像で撮影できる。

●おもなスペック
撮像素子 メインカメラ:1/2.3型MOS、サブカメラ:1/4型MOS
ディスプレー 3インチタッチ液晶(46万ドット)
有効画素数 829万画素(4K動画撮影時)
F値 メインカメラ:F1.8~3.6、サブカメラ:F2.2
光学ズーム 20倍(35mm換算30.8~626mm、iAズーム併用で4K:25倍、フルHD:40倍)
記録形式 4K MP4(最大72Mbps)、AVCHD(最大1920×1080ドット/60p、28Mbps)、MP4(最大1920×1080ドット、50Mbps)
記録メディア 内蔵メモリ-64GB、SDXCカード
通信機能 IEEE802.11b/g/n、NFC
サイズ/重量 65(W)×161(D)×73(H)mm/447g(バッテリーパック装着時)

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