レノボはヒンジ部分で360度回転する『FLEX 3』シリーズや、低価格タブレットの『A7-10』、3Dカメラを搭載したデスクトップ『B50』など、手ごろな価格帯のノートPCやタブレット、液晶一体型PCを多数発表した。
FLEX 3 14 |
FLEX 3はヒンジ部分の回転が、以前までの同シリーズの300度から360度へと変更となったYOGAタイプのWinodws8.1 Update採用のノートPC。
液晶を回転させてモードを切り替え、動画や写真、文書作成を行なえるとしている。液晶サイズは11、14、15インチの3モデルあり、いずれも解像度は1366×768ドット。CPUは11インチがPentiumなのに対して、14、15インチは第5世代のコアi7を搭載する。メモリーは8GB、ストレージは11インチが1TB HDDまたは500GB SSHD、14、15インチが1TB HDDまたは1TB SSHD。2015年5月に発売を予定し、11インチは399ドル(約4万7800円)、14インチは549ドル(約6万5700円)、15インチは579ドル(約6万9300円)。
TAB2 A7-10 |
『TAB2 A7-10』は厚さ9.3ミリ、重量が269グラムのAndroid4.4搭載タブレット。バッテリー駆動時間は8時間。CPUはMediaTek製のMT8382M(クアッドコア)。7インチで1024×600ドットのIPS液晶、ドルビーサウンドを採用する。メモリー1GB、ストレージは8GBまたは32GBで、マイクロSDカードスロットも搭載する。2015年1月に発売される予定で、価格は99ドル(約1万1800円)。
A7-10の上位モデルである『TAB2 A7-30』は、液晶とCPU、メモリーなどは同じで音声通話に加えオプションでSIMフリーの3Gが選択可能。厚さは8.9ミリ、重量は269グラムと、より薄型になっている。カラバリはアクアブルー、コットンキャンディー、パールホワイト、エボニーブラックの4色。2015年1月に発売される予定で、価格は129ドル(約1万5400円)。
A7-10とA7-30はいずれもデバイス間でファイルを転送、連絡先のバックアップ、ウィルスやスパムから保護、テキストメッセージ、通話ログの復元といったことが可能な同社のアプリをプリインストールする。
『B50 3D Camera』は23.8インチ(1920×1080ドット)タッチパネルやWindows8.1 Updateを搭載する液晶一体型PC。2015年3月より発売される予定で、価格は1249ドル(約14万9400円)から。
そして、インテルが提供する“RealSense”3Dカメラを搭載する。3Dカメラは深度センサーを内蔵し、撮影した映像と仮想空間とを合わせてビデオチャットを行なったり、奥行きの情報を保有して3D編集したり、手や指の動きなどを読み取ることもでき、コミュニケーションやゲームプレイなどに活かされるようだ。
CPUは第4世代のコアi7またはコアi5プロセッサーで、メモリー16GB、1TB HDDまたはSSHD、次世代のGeForceやIEEE802.11acの無線LANを内蔵する。また、DVDスーパーマルチやドルビー認定のJBLのスピーカーを採用し、臨場感ある音質が楽しめる。
C20 |
B50と同時期の3月には、エントリー向けの液晶一体型PCのCシリーズも登場する。ラインアップは19.5インチの『C20』、21.5インチの『C40』、23インチの『C50』の計3モデル。いずれも解像度は1920×1080ドットのフルHD。CPUは第4世代コアi5-4210U、C20とC40はAMD A8-6410も選択可能。メモリーは8GB、ストレージはC20が1TB HDD、C40とC50が2TB HDD。加えて、GPUはNVIDIA GF820AまたはAMD RADEON R5 A230から選択できる。価格はC20が429ドル(約5万1300円)、C40とC50が729ドル(約8万7200円)から。
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