写真:Cerevo |
2020年にはあらゆるスポーツ用品にセンサーが装備されている予感がする。
家電ベンチャーCerevo(セレボ)が5日、スノーボードに装着するデバイス「XON SNOW-1」を発表した。重心や荷重、ボードのしなりなどの情報をセンサーで取得し、滑走を細かく分析できる。
年内に発売予定で、予価は400~600ドル(4万8000円~7万2000円程度)。6日から開催の米家電見本市CESで展示される。
左右それぞれの足元には合計8箇所のセンサーを搭載し、スノーボーダーの荷重のかけ具合や重心位置を計測。加えて前後2箇所の曲げセンサーでボードのしなりを検知する。
データはスマホで撮影した動画と合わせて表示できるほか、GPSデータをもとに滑走軌跡を確認することもできる。
デバイスのつまさき部分には超高輝度LEDが搭載され、ライディング時の荷重やしなり状態をあらわすインジケーターとして使用できるようになっている。やや気恥かしいが便利そうだ。
Cerevoは2007年に設立された家電ベンチャーだ。インターネット配信機「LiveShell PRO」などを世界23カ国以上に販売してきた。同社がウェアラブル製品を発表するのは初。
ちなみに私は事前につかんだ情報から「スマホにつながるピッケル」が登場すると予測していた。惜しかった(惜しくない)。
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