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LINEクリエイターズスタンプの分配額が50%→35%に変更、審査のスピードアップが目的

2014年12月26日 18時50分更新

 今年に話題になったLINEクリエイターズスタンプ。クリエイターがスタンプの作成、販売をLINE上で行なうことができ、売り上げの50%を分配してもらえるというものでした。
 今後、分配金額が変更となります。

クリエイターがスタンプの分配金額が売上の35%に変更

LINEクリエイターズスタンプ

 2015年2月1日申請分のスタンプより、クリエイター収益の分配率が売上の50%から35%に変わります。従来LINE側で負担していたApp Store、Google Playの手数料30%を売上総額から除いてからの収益分配に変更となったということです。

従来

[App Store+Google Play・30%]:[クリエイター・50%]:[LINE・20%]

↓↓↓

変更後(2015年2月1日以降申請ぶん)

[App Store+Google Play・30%]:[クリエイター・35%]:[LINE・35%]

2015年2月前後に審査のスピードアップなどシステム改善

 分配額の変更の背景には、クリエイターズスタンプ登録開始以降、当初の予想を大きく上回る登録があり、審査スタッフやシステムの改善が追いついていないという状況があります。LINE側は分配金を、審査スタッフの追加拡充やスタンプのカテゴリ追加・審査期間短縮など必要なシステム開発・運営費用に充当するということです。
 LINEでは、審査のスピードアップといったシステムの改善を、早ければ2015年2月前後に完了するとしています。

 2015年2月1日申請分のスタンプより、収益の分配率が変更になります

 現在スタンプ売上総額の50%をクリエイター様への収益分配額とさせていただいておりますが、2015年2月1日以降に審査申請を行ったスタンプについては、スタンプ売上総額よりApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いた50%(売上総額の35%)がクリエイター様への収益分配額へと変更になります。
 今年4月のクリエイターズスタンプ登録開始以降、当初の予想を大きく上回る登録をいただいいており、審査スタッフの拡充およびシステムの改善が追いつかず、皆さまから「審査が遅い」「スタンプが探しづらい」といった声を多数頂戴し、ご迷惑お掛けしている状態です。
 今回、これを抜本的に改善すべく、これまでApp Store/Google Playなどへの手数料については弊社(LINE株式会社)の収益分から拠出しておりましたが、今後は、売上総額からこの手数料を差し引いた額をクリエイター様と弊社で50%ずつに分配させていただきます。そして、弊社側がいただく分配金を、審査スタッフの追加拡充およびカテゴリ追加・審査期間短縮などに必要なシステム開発・運営費用に充当します。

■関連サイト
LINE Creators Market
スタンプの審査・販売状況改善に向けた今後の当社の取り組みおよび制度変更について : LINE Creators Magazine

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