家電ベンチャーCerevo、CESで謎のスポーツ用品「XON」発表へ ソニーのテニスセンサーに近く「よりニッチ」とは
2014年12月22日 16時30分更新
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写真:Cerevo
Cerevo(セレボ)は2007年に設立された家電ベンチャーだ。インターネット配信機『LiveShell PRO』、ネットにつながる電源タップ『OTTO』など、新製品で市場に新風を吹き込んできた。
同社では22日、来年1月に米ラスベガスで開催される家電見本市“CES”出展を発表。新ブランド“XON”(エクスオン)で、スポーツをテーマとしたウェアラブル製品を披露するという。
スポーツ系のウェアラブルデバイスというと、ナイキ『フュエルバンド』のような腕輪・腕時計型が思い浮かぶが、同社・甲斐祐樹氏によれば「時計的なものとはちょっと違う。ネットやスマホにつなぎ、スポーツをより面白くする」がコンセプト。
ジャンルとしては腕時計よりも、ソニーが開発している、ネットにつながるテニスラケット用の無線通信機『スマートテニスセンサー』に近いという。ただし同社が掲げる“世界規模でニッチ製品を展開する”グローバルニッチ戦略に基づき、「製品としてはかなりニッチな方向になる」と話していた。
Cerevoではティザーページを公開しており、現在は“XON”のロゴと山脈のようなシルエットが表示されている。テニスでないとすれば卓球か? 山脈から想像すればもしやインターネットにつながるツルハシ“スマートピッケルセンサー”か……謎は深まる。
今年のCESはハードウェアベンチャーとIoTが注目かと思っていたところに飛びこんできたCerevo。何が出るのかみんなで予想するのも楽しそうだ。そういうわけでわたしはピッケルに賭ける。
■関連サイト
Cerevoからのお知らせ
XON ティザーサイト
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