先日、海外で発表され、「MacBook Airに似てる」と話題をさらったHPのビジネスノートPCが日本でも発表となった。
HP EliteBook Folio 1020 G1
●価格未定
●2015年3月上旬発売予定
HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition
●価格未定
●2015年4月中旬発売予定
スタンダード版の『G1』とスペシャルエディションとなる『G1 Special Edition』の2種類がラインアップ。外観はほぼいっしょだが、『G1 Special Edition』はヒンジ部にレッドのアクセントがある。
また、使用もほぼ同等で、液晶ディスプレーも12.5インチと同じサイズだが、『G1』は1920×1080ドット(フルHD)、『G1 Special Edition』は2560×1440ドット(WQHD)と解像度が異なる。
厚さ15.7ミリの薄さで、トップパネルとパームレストに、マグネシウムリチウム合金、ボトムカバーにはカーボンファイバーを採用。11万5000時間に及ぶ緻密なテストに加え、26方向からの落下、衝撃、極端な高温&低温環境など、米軍調達基準(MIL-STD 810G)による実証が行なわれたというタフさも魅力的だ。
CPUはBroadwell世代の最新モデル、Core M-5Y51を搭載し、バッテリー駆動時間は最大で9時間をうたう。また、ストレージはM.2 SSDを標準搭載。容量は128GBか256GBが選べる。
なお、タッチパッド部にFerica対応のNFCを備えることも明らかとなった。そのほか、自己BIOS保護機能や、暗号化、データ全消去機能、インターフェースの利用禁止設定、指紋認証リーダーによる生体認証を備える。さらに電源オフ時やスリープ時でもリモート操作で操作ロック、データ消去ができる機能も装備するなど、セキュリティー機能も万全。
ビジネス向けとしては盤石すぎるほどの機能と性能を備え、『MacBook Air』に“似てる”ではなく、『MacBook Air』に“勝てる”期待が高まる1台。いずれも法人向けモデルとあってか気になる価格は未発表。続報が入り次第お届けします。
●おもなスペック
CPU:Core M-5Y51(2コア/4スレッド、1.1GHz、最大2.6GHz)
メモリー:8GB
ディスプレー:12.5インチ(G1:1920×1080ドット、176dpi/G1 Special Edition:2560×1440ドット、235dpi)
グラフィック:インテルHDグラフィックス5300
ストレージ:128GB/256GB M.2 SSD(SATA3)
通信機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、NFC
インターフェース HDMI、USB3.0×2、microSDXCメモリーカードスロットほか
バッテリー駆動時間:約9時間(公称値)
OS:Windows 8.1 Update(64bit)
サイズ/重量:約310(W)×210(D)×15.7(H)mm/約1.2kg(G1)、約1kg(G1 Special Edition)
■関連サイト
日本HP
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