まず、世界の山さんは編集部のハード班所属、なかでもカメラが得意であることを紹介したい。
「教えたら、みんなマネしちゃうでしょ」と、これまで明かされることがなかったが、敏腕編集者こと山さんを支える、ここ最近の所有カメラを紹介していこう。
『PENTAX Q』
『PENTAX K-30』
『PENTAX K-5IIs』
そして、この夏に36回払いで買ったという愛機『PENTAX 645Z』(購入当時約87万円、残り30回払い)である。
↑夏の取材時の山さん。手には愛機『PENTAX 645Z』、髪は気持ち短めだ。 |
そう、熱心な読者であれば気づいているかも、いないかもしれないが、実はこの山さん、買ったカメラはすべて“PENTAX”そして、リコーイメージングの製品なのである。しかも、すべて自腹。なぜそこまでリコーイメージングの製品が、山さんをひきつけるのか……、我々取材陣は真相を確かめるべく、世界の山さんに取材を申し込んだ。
――都内某所
「こんな登場もどうかな!?」さっそく山さんのお出ましである。
何やら手にしているが、山さんなりのサプライズであろう、そう確信した取材陣はそれには触れず、山さんにうながされて席へとついた。
「確かにリコーイメージングばっかりだねw でも、これはステルスマーケティングじゃないのはわかってほしい。だって36回払いだってことも隠してないからねw」と捨て身でギャグをかます山さん。そのスイートボイスは何故か我々の例えようがない不安を一掃してくれた。
知る人ぞ知る事実だが、世界の山さんは“星を撮る”のが趣味。週刊アスキーの校了明けの朝から、長野の山中におもむき、数時間かけてベストポイントを探すこともあるほどのガチっぷりだという。
スッと取り出したのは愛用のスマホ。これまでに撮った天体写真を見せてくれた。今回は特別に、その写真の一部を公開しよう。
↑木々と星々、幻想的な写真が撮れた。以下3点は『PENTAX K5IIs』で山さんが撮影した作品。 |
満天の星空と、それを意気揚々と見せる満天の笑顔の山さん。しかし、我々取材陣には、ふとあるギモンが湧いてきた「星とリコーイメージング?」。
我々取材陣の笑顔の中に、一点の曇りを見つけたのか、赤子をあやすかのようにやさしく語りかけてくる山さん。
「うん、天体撮影といえば“リコーイメージング”なんだよ。特にデジタル一眼レフ用GPSユニット『PENTAX O-GPS1』はオレの相棒だね」と、見せてくれたのが『PENTAX O-GPS1』。
よりよい天体写真を求め、山中を歩きまわっている山さんの歴戦のキズがそこにはあった。話はやいのやいのと山さんの冒険譚でにぎわいを見せ、雑談へと移っていった。
すると話を寸断するかのごとく「そうそう、取材カメラ探してたよね」と山さん。前回の取材時、「室内でもキレイに撮れるカメラないかなー」との我々のボヤきに応えてくれたようだった。こうした思いやりに長ける山さん。みなが憧れる理由が垣間見える瞬間である。
そんな思いやりを擬人化したかのような山さんが取り出したのがリコーイメージングの『PENTAX K-S1』。
『PENTAX K-S1』
●リコーイメージング
●発売中
「あ、これグリップ部にLEDが付いたデジタル一眼レフですよね」とスタッフ。
↑グリップ部だけでなくシャッターボタン部も光る。動画撮影時はオレンジ色になる。 |
「そうそう、ただ光ってるだけじゃなくて、この光でカメラの状態を伝えてくれてるんだよ」と早速ボディライトを光らせてくれる山さん。
なんと、電源オン時に光るだけでなく、縦に並ぶ5灯が顔検出した人数や、セルフタイマー撮影時のカウントダウンを表示してくれるというのだ。
↑発光の設定も可能。ユーザー目線に立った作り手の優しさが感じられる。 |
「セルフィーのときに便利だよね。それとこっち(背面)も光るんだよ、ほらボクは星好きでしょ、光るモノが大好きなんだよね」と笑顔で語る山さん。
あくまでも余談だが、「あの写真(上記)を撮ったとき、オレには2つの光(PENTAX K-S1と山さん)が見えましたよ」とスタッフが語っていたのことはお伝えしておきたい。
「でもね、光るとこばっかり見てては『PENTAX K-S1』の良さはわからないんだよ」と真剣な面持ちで語り始める山さん。背筋がピーンと伸びる瞬間である。
そう、この『PENTAX K-S1』は光るだけが特徴ではない。背面は新GUIを採用し、直感的な操作をサポートしてくれるのだ。
↑スッキリした背面ながら、何をどうすればいいのかひと目でわかるインターフェース。 |
そして、“室内でもキレイに”は、最高ISO感度51200の威力が発揮される。
「ISO51200もあったら、暗い室内でも十分撮れるよ。これで安心でしょ」と山さん。
ほかにもこの『PENTAX K-S1』の魅力・実力・機能を山さんが情熱をもって語ってくれたのだが、残念ながら話が長く、たとえもわかりにくかったので、箇条書きでお伝えしたい。
●ボディー内手ブレ補正機構SR
どの交換レンズでも手ブレを軽減。その手ブレ補正効果は約3.5段分!
●1/6000秒高速シャッター
スポーツや乗り物など、動きの速い被写体に激強。
●約5.4コマ/秒の高速連続撮影
上記の高速シャッターとあわせ、ベストショットが残せる。
まず、断っておきたいのだがこの『PENTAX K-S1』はエントリー機。しかし、上位機を喰ってしまうほどの十分なスペックをもっている、と山さん。
そのとき、山が動いた!!
「ボクが注目なのが、ココだね」とおもむろにレンズを外す山さん。
↑センサークリーニングの機能で撮像素子を見せてくれた。 |
なんとこの『PENTAX K-S1』、エントリー機ながら、写真にキリッとした解像感を出す“ローパスフィルターレス設計”を採用しているのだという。さらに独自機能として、モアレ軽減が図れる“ローパスセレクター”も搭載するというのだ。
「ボクって欲張りだからね、でも『PENTAX K-S1』はその欲望を十分に満たしてくれるのさ」と視野率100%の光学ファインダーをのぞく山さん。
続けて山さんは、これまた『PENTAX K-S1』で撮ったという作例も見せてくれた。
↑街中で、エフェクトの“ハードモノクローム”で撮影。もうすぐクリスマスだよね。 |
↑エフェクトを選択。ビジュアルで効果が確認できるためわかりやすい。 |
↑多彩なシーンモードを搭載。あらゆるシーンで活躍してくれるはずだ。 |
「フィルターもエフェクトも完備。お散歩カメラとしても優秀だよね」
「そして、ボクの相棒『PENTAX O-GPS1』もちゃーんと装着できる」。
「星は光る、そう“スター”。『PENTAX K-S1』も光る、まさに一眼界の“スター”。そしてボクも編集部で一等光ってる“スター”。……まさにボクにピッタリのカメラだね」と山さん。
「ん? ウチら取材陣に勧めてたんじゃ?」という取材陣の心のツッコミもあったが、この山さんの笑顔には完敗!!
取材を終え「スターでスターがスターを撮りにいっちゃおうかなー」と3段活用的なセリフを残し去った山さん。リコーイメージングの『PENTAX K-S1』、そして世界の山さん、両スターの活躍に期待したい。
■おもなスペック
撮像素子:APS-Cサイズ(23.5×15.6mm)CMOSセンサー
有効画素数:約2012万画素
ISO感度:100~51200
シャッタースピード:1/6000~30秒
液晶ディスプレー:3型(約92.1万ドット)
ファインダー:ペンタプリズム(視野率約100%)
記録メディア:SDXCカード
撮影可能枚数:約560枚(専用バッテリーD-Li109使用時 フラッシュ使用率50%)
本体サイズ/重量:120(W)×69.5(D)×92.5(H)mm/約558g(撮影時)
●関連サイト
K-S1カラーコレクションページ
リコーイメージング
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