角川書店の新しい小説誌『文芸カドカワ』が電子で配信されるウェブマガジンとして創刊!
『文芸カドカワ』創刊号。文芸誌のような重厚感がある雑誌名からして意表を突かれるようなアニメ絵の表紙ビジュアルが印象的だ。 |
掲載されるジャンルは、冒険、ミステリ、アクション、ホラー、サスペンスなど、いわゆる“純エンタメ小説”。マンガ連載も含まれる。今をときめき話題の作家陣が揃い、読書好きの30~40代男性に刺さりそうだ。
電子書籍というと雑誌やマンガ、ライトノベルの増える中、純エンタメの小説誌ではまだ前例が少ない。錚々たる作家陣の小説を掲載するウェブマガジンが登場したことは、小説というものの今後のあり方を占うように思える。
作家陣は『鴨川ホルモー』の万城目学、『福家警部補の挨拶』の大倉崇裕、『盤上の夜』の宮内悠介、『DINER』の平山夢明など文芸界のニューヒーローという面々。
ほか、ベストセラー作家赤川次郎の『鼠』シリーズ、石持浅海の館ミステリ、津原泰水のグルメ&成長小説、夢枕獏の伝奇アクション、サタミシュウのSM青春小説、花村萬月のロック小説などが掲載。
『GEEKSTER』大倉崇裕 (連載) |
『うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち~ 』田中圭一(コミック連載) |
『ナイト・ジャーニー』 日野草(読み切り) |
本日12月3日より『BOOK☆WALKER』ほか主要電子書店にて希望小売価格450円(税別)で発売。KADOKAWAの新しい会員制電子書籍サービス『角川文庫プレミアムクラブ』月額500円(税別)でも閲覧可能だ。
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