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みんなが選ぶ今年の注目デジギア ベスト・オブ・ベストバイ2014

自作PCパーツ部門:『PX-AG256M6e』

2014年11月28日 04時00分更新

PX-AG256M6e
メーカー:PLEXTOR(販売リンクスインターナショナル)

PX-AG256M6e

 PCとのインターフェースに毎秒1GBのPCI Express2.0×2接続(以下、PCI-E)を採用し、SATA3の限界だった毎秒600MBの壁を突破した超高速SSD。ASUSの『RAIDR Express PCIe SSD』など、従来のPCI-E接続SSDは、複数台のSATA2のSSDをRAID0による並列アクセスで性能を稼いでいた。しかし、本製品はSSDの性能を決めるコントローラーをPCI-Eで直接接続する方式を採用。フラッシュメモリーの制御を効率化して、読み書き時のオーバーヘッドを削減している。

 東芝製SSD(HG6y)を採用したCFD販売の『CSSD-S6T256NHG6Q』と比較。実測で連続読み込み速度が4割増の毎秒758MB、書き込み速度が1割増の毎秒580MBだった。体感で恩恵を受ける場面は少ないが、明らかに速度が速いことがわかる。なお、OSの起動に必要となるBoot ROMも搭載。UEFIブートと従来のBIOSブートの両方をサポートしており、初期化は一瞬で終わる。

PX-AG256M6e

■おもなスペック
容量:256GB
順次読み込み速度:770MB/s
順次書き込み速度:580MB/s
ランダム読み込み速度(4K):105000IOPS
ランダム書き込み速度(4K):100000IOPS
インターフェース:PCIエクスプレス2.0×2
コントローラー:Marvell 88SS9183
フラッシュメモリー:TOSHIBA 19nm Toggle NAND
DRAMキャッシュ:512MB DDR3
データ暗号化:AES 256
動作環境温度:0~70度
MTBF:240万時間
対応OS:Windows7/8(32/64ビット)、Windows Server 2008/2012、Linux、Fedora、SUSE、Ubuntu
サイズ/重量:180.98(W)×121.04(D)×22.39(H)mm/約72g

■関連サイト
製品ページ

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