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iPhone 6の“全面を覆う”強化ガラスをホントに全面を覆うのか試してみた

2014年11月27日 23時15分更新

 トリニティさんから11月28日に発売される新作『Frame Glass Protector』。「端まで覆いガラス全面を守る」という触れ込みのiPhone 6、iPhone 6 Plus用ガラスで、すでにアスキーストアでも予約を開始しております。iPhoneフィルム・ガラス情報で最も信頼を得ている(リスキー総研調べ)当サイトといいますかアックン・オッペンハイマー的にはフェアーに検証しないと気が済みませんので、まずは実物をご覧いただきたく思います。

Frame Glass Protector
↑Frame Glass Protectorはフチに色がついております。スペースグレイのユーザーはブラック、それ以外の方はホワイトを。iPhone 6 Plus用もございます。
Frame Glass Protector
↑ガラスは旭硝子製で、0.33ミリと標準的な厚み。
Frame Glass Protector
↑裏面です。ご覧いただくとわかりますように(わかりにくい?)吸着シリコン層はガラスの透明になっている画面部分のみに塗布されています。
Frame Glass Protector
↑貼ってみましょう。アルコールを含んだメガネクリーナーなどでサッと画面を拭きヨゴレと共に静電気を除去。間髪入れずガラスのシートを剥離します。
Frame Glass Protector
↑ホームボタンとスピーカー周りをガイドに、液晶の表示域のフチなども空きが等しいか確認しつつ慎重かつ大胆にアプローチ。
Frame Glass Protector
↑位置が決まったら、真ん中あたりを指で押すと吸着が始まります。シリコン層が全体ではなく透明の画面部分にのみ塗布されているので剥がしやすくなっており、ズレてしまってもやり直しはラクです。
Frame Glass Protector
↑完了です。ギッチリ全面を覆っています。ホワイト、ブラックとも本体色に近く、一体感バツグン。表面加工もなされており、指紋が付きにくいです。
Frame Glass Protector
↑スピーカー周り。センサー部分も抜いてあります。裏面にシリコン層が塗布されてないのでフロントカメラなどへの悪い影響もありません。
Frame Glass Protector
↑Touch ID(ホームボタン)周り。Uの字型ではなく、ちゃんと円形に抜かれております。
Frame Glass Protector
↑エッジが少々気になります。横から見ると、本体のラウンドに対してガラスがはみ出しているのがわかります。持った感触も突起があるカンジ。
Frame Glass Protector
↑さらに真横から拡大してみます。この部分は使っているうちに欠けてしまうような気がします。とくに液晶面を下にして置くことの多い方には向かないかも。
Frame Glass Protector
↑シリコン層がないエッジの部分に圧力を加えると、フワ~っと空気が入っていきます。故意にやらなければ起きませんが、念のため。
Frame Glass Protector
↑実はシリコンケースなど“ケース”に入れて一緒に使うといいカンジです。
Frame Glass Protector
↑サイドからツライチになって、かなり一体感が増します。持った感触もいいし、欠けてしまう心配も減りそう。

  どういう商品かまとめますと、端まで覆っていることは確かにそうですが、貼れてはいないわけです。あくまで貼ってあるのは液晶の表示域の部分のみ。“浮き”問題に対し、おもしろい解決策だとは思いますが、認定委員長としては、究極形として認められるモノではございません。ホコリは密着しているケースとの間にも入ってしまうほどなので、吸着シリコンが塗られていない部分にも使っているうちに入ってしまうと思います。それが本体を傷付けることにならないかも心配です。

 シリコンケースと一緒に使うことに抵抗のない方で、ガラスをキレイに貼る自信のない方にはいいと思います。画面範囲だけホコリの混入に気をつければいいので通常のガラスより失敗が少ないでしょうし、貼り直しも比較的ラクなので。

 では、どんなガラスがiPhone 6や6 Plusに最適なのか? その答えはもう出ており、もうすぐご案内できると思います。

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