みなさま、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、現在ベータ版として提供されているAppleのクラウドサービスであるiCloud.com内のNumbers、Keynote、Pagesの各ウェブアプリが日本語を含む8カ国語に対応しました。また、50書体のフォントも追加されました。日本語フォントはヒラギノ9書体に加え、游明朝、游ゴシックの合計11書体となっています。
初回起動時の表示も日本語で、この時点でウェブアプリであることを忘れそうな完成度。
Numberでは、複数のシートの管理はもちろん、グラフや表のスタイルの一発変換などにも対応しています。
Keynoteの編集画面は、見慣れたOS X版とほぼ同じ。スライド切り替え時のトランジションの設定や、フルスクリーンでのプレビューなども可能です。ただし、オブジェクトのアニメーション設定はできません。
Pageの操作画面。こちらも用意されているテンプレートを選んだあと、写真や文字を差し替えるだけで美しいレイアウトの文章がカンタンに作成できます。縦書きには対応していませんが、ウェブアプリという性格上、致し方ないところでしょうか。
現在はベータ版のためのファイルの読み込みや、ウェブアプリの切り替え時のレスポンスがイマイチですが、このあたりが改善されていけば、ウェブブラウザー上でほとんどの処理をこなせてしまいそうです。とくにWindowsユーザーとの書類のやり取りで重宝しそうです。
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