ソニーがフルサイズ搭載デジ一眼として世界初となる、光学式5軸式手ブレ補正を備えたフルサイズミラーレス機『α7II』を12月5日より発売する。予想実売価格は20万5100円前後。キットモデルはなく、ボディーのみの販売となる。
手ブレ補正はボディー内補正となるため、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズを装着しても使用できるのが特徴。
↑背面液晶は上方やく107度、下方約41度可動する。 |
撮像素子は有効2430万画素のExmor CMOSセンサー(35mmフルサイズ)を採用。常用ISO感度は100~25600で、高速連写で撮影した4枚の写真を合成してノイズを低減させる“マルチショットNR”を使うことで最大51200相当まで対応できる。
画像処理エンジンは“BIONZ X”を搭載。“空間被写体検出”AFアルゴリズムを備えており、高速レンズ駆動システムと連携させてAF速度を大幅に短縮できる“ファストインテリジェントAF”に対応。α7より約30%もAF速度が向上している。また、AF追随時秒5コマの高速連写が可能だ。
さらに、Aマウントの新レンズとして70-300mm F4.5-5.6 G SSM II『SAL70300G2』が2015年2月に発売予定だ。予想実売価格は15万3000円前後。
↑α7IIにSAL70300G2を装着。α7IIのAF性能と合わせて相性は良さそうだ。 |
スポーツや動物の撮影はもちろん、最短撮影距離1.2メートルと近接撮影にも使える。防滴・防じん仕様のズームレンズだ。
■おもなスペック
撮像素子:35mmフルサイズ“Exmor”CMOSセンサー(35.8×23.9mm)
有効画素数:約2430万画素
AF:ファストハイブリッドAF(位相差検出方式、117点)
ディスプレー:3インチ(約123万ドット)
EVF:0.5インチ有機EL(約236万ドット)
画像ファイル形式:JPEG、RAW(ソニーARW2.3フォーマット)
手ブレ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正
通信機能:WiFi、NFC
サイズ/重量:126.9(W)×59.7(D)×95.7(H)mm/約556g(本体のみ)
■関連サイト
α7II製品ページ
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