ヤフーはiPhone用の検索アプリ『SmartSearch(スマートサーチ)』をバージョン2として2014年11月19日にリニューアルした。合わせて、iPad版も公開した。
SmartSearchは日常のわずかな時間の中で検索するという、スマートデバイス時代の検索行動に対応するため、2014年3月に公開。キーワードの要点がまとまったサイトを情報して表示したり、画像を中心としたデザインを採用していた。今回、公開したバージョン2ではデザインや操作性を全面的に刷新し、ユーザーの好みを反映し、不要な情報を非表示にできるなど、パーソナライズ機能を搭載した。また、ソーシャル上で話題になっている言葉を画像と共にアプリトップに表示、検索ワードにマッチした関連ニュースやまとめなどを最上部に大きく表示して概要をすぐに把握できるようにしている。
また大江戸スタートアップ(アスキークラウド)では、開発にあたったSmartSearch佐野岳人サービスマネージャーに話を聞いた“ヤフーが検索の常識を完全無視したアプリ「SmartSearch」を出した結果=開発者・佐野岳人インタビュー”を掲載している。
●『SmartSearch』ver2.0の主な機能は以下のとおり
1)アプリトップ画面に話題のキーワードと画像をタイル状に表示
3つの情報ソース(検索急上昇ワード・ソーシャルメディア上で盛り上がっている言葉・「Yahoo!ニュース」の情報)をもとに、インターネット上で話題となっているキーワードを抽出し、関連する画像と共にアプリトップ画面に表示します。これまでは検索急上昇ワードのみを情報ソースとしていましたが、新たに2つの情報ソースを加え、より幅広い情報をお届けしていきます。また、キーワードと画像は縦にタイル状に並べるデザインへ変更し、一覧性を高めました。
2)大まかな概要がひと目でわかる検索結果
検索キーワードに最も適していると思われるサイトを「ピックアップ」サイトとして最上部に大きく表示します。次に関連ニュースや画像、動画、知恵袋、「NAVERまとめ」などの情報を優先的に並べ、検索キーワードに関する大まかな情報が視覚的にひと目で把握できる構成となっています。また、その下に続く通常のYahoo!検索の結果は、文字情報だけでなくサイトプレビュー画像を合わせて表示するため、一つ一つ遷移しなくてもサイト内の情報がわかります。
3)好みをすぐに反映し、不要な情報はシェイクで非表示にできるパーソナライズ機能
アプリ内で検索したキーワードをもとに、ユーザーが興味を持ちそうな情報をアプリトップ画面でお勧めしていきます。また、追加された情報は、不要であれば端末をシェイクすることで非表示にできるため、常に移り変わるユーザーの興味を反映できます。
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