手持ち夜景も余裕！『Lytro ILLUM』の写真をレタッチしてみた

『Lytro ILLUM』は、絞り値F2の明るいズームレンズを備えているので、手持ちで夜景撮影ができるのではないか？　と、さっそく夜の秋葉原で使ってみることにしました。

　17時くらいですで暗い11月の秋葉原。シャッター速度1/15でけっこう明るく撮れました。特に意味はないのですがISO320に設定しております。

　駅に向かっていると、この時期はUDXの街路樹がイルミネーションされていることを思い出し、さっそく向かってみることにしました。
 

　そのまま手持ち撮影してみると、全体がやや赤みがかった写真になりましたが、イルミネーションはしっかり撮れています。しかし、撮像素子が1/1.2型と小さいためかノイジー気味です。

　Lytro ILLUMは後からピント位置が変更できる都合上、通常のデジカメのようにJPEGでは出力できません。ということで、製品サイトにある専用のソフト『Lytro Desktop』をダウンロードして、写真をJPEGに変換してみます。
 

　撮影した写真を読み込ませます。たくさん撮ると少し時間がかかりますね。
 

　写真を読み込んだら、左端にある“調整”をクリックしてレタッチしてみます。カメラ側では絞り値がF2固定になっていますが、調整時にF1～F16まで修正することができます。
 

　Lytro Desktopでは、マウスで指定した場所にピントを合わせることができるので、背面液晶より詳細に設定・確認が可能です。
 

　レタッチが完了しました。絞り値とホワイトバランスと露出、彩度をちょっとだけいじりました。また、ノイズ低減もかけています。

　専用の無料ソフトながら触れる設定が多いのもうれしいところ。いっぷう変わったカメラが欲しい人にオススメです。
 

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