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セガの社内ゲームジャムに潜入!視線入力やOculusを使ったゲームも

2014年11月10日 17時00分更新

ゲームジャム

 セガ社内で行なわれる、限られた時間でゲームを開発するゲームジャムにて、今話題のOculus Riftも使われると聞いたため、Oculus Rift DK2をオーダーしたゲーム好きのハッチがお邪魔しました。

 セガで行なわれたゲームジャムは今回で6回目。土日の2日間行なわれ、1日目にテーマやチーム決めをして、午後からゲーム開発開始。私は2日目のお昼、β版の発表時に伺った。

 基本はセガの社員の方々で、関連会社の方も混ざっているとのこと。ふだんは接点のない開発チームの人と知り合う機会でもあり、刺激になるのだそうだ。

ゲームジャム

 さっそく見せてもらったのは、Oculus Riftを使った運命の人に出会うゲーム。最初に質問が投げかけられ、次々現れる人がその運命の人だったら首をそのまま、運命の人でなければ首を横に振るといったシンプルなシステム。

ゲームジャム

 人は突現現れるので、慌てて反応が遅れたり、思わず首を縦に振ってしまうと……。

ゲームジャム

 運命の人ではない人に壁ドンされてしまうという、思わずドキッとしてしまうユニークなゲームだ。中には有名なお笑い芸人の人も(最終版では著作権的に問題無い画像になったそうです)……「この人、私の運命の人じゃなぁ~い!」と言った楽しい悲鳴が上がる、パーティーゲームとしてウケそうだ。

 いやいや、カワイイ女の子ばっかりが出てきて、いや~どの娘に壁ドンして欲しいか迷っちゃうなぁ~っていうゲームでもイイかも。

 ほかには、トビー・テクノロジー社の『Tobii EyeX』という、視線操作を可能にするデバイスを使ったゲームも。液晶の下に付けられた赤いLEDが3つ光っているのがTobii EyeX。接続はUSBで行なわれ、ノートPCでも十分に動くのだとか。

ゲームジャム
↑Tobii EyeXは福祉分野などで実績のあるアイトラッキング技術を生かし、PCゲームで指やマウスで行なっていたことを視線で可能にする。
ゲームジャム

 こちらのゲームは画面上にあるカギを探して視線で捉えると、トビラが開いて先に進むといったもの。だが、画面にはお寿司という食いしん坊には危険な罠が……。

ゲームジャム

 カギではなく、画面上に表示されたお寿司を見てしまったら、即ゲームオーバー。これは、食べるのが大好きな自分にはムリゲーである。

ゲームジャム

 こちらは、次世代3Dゲームエンジン『Unreal Engine』を使ったゲーム。開発途中のものでは、銃を撃って空から降ってきた食べ物や家具などを次々“食べる”ゲーム。

ゲームジャム

 マップは限られた広さであり、どんどん食べていくと身体が巨大化して、見下ろすようになっていく。振ってくるモノは艶や光の当たり具合などがリアルで、とても短時間で作ったとは思えないできだった。

 たった2日、時間でいえば半日もない?くらいの時間で、結構本格的なゲームができるんですね。ボクの好きなロボットゲームもOculus Riftのようなヘッドマウントディスプレーで楽しみたいです、と帰り際に無茶なお願いをしてきました。

 タッチパネルから視線や体の動きを使った、まったく新しいゲームが登場する予感。ぜひ、そうした今までにないゲームを販売してほしいものです。

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