11月7日~12月25日の間、銀座にあるソニービル8F“OPUS”で月への旅をテーマとした『サウンドプラネタリウム2014』が開催される。イベントでは1000万個の星を映し出す光学式プラネタリウム投影機『MEGASTAR-II』を使用して、無数の星が瞬く世界を表現している。入場無料なので気軽に遊びに行けるのもうれしい。
地球の海上空にぽっかりと浮かぶ満月が美しい。映像の語り部となる藤井フミヤ氏が月への道のりを案内してくれる。
映像で月へ旅立つ演出と同時に、L'Arc~en~Cielの楽曲『READY STEADY GO』が流れ、今イベントのタイトルロゴが表示される。
音楽に合わせて、ワープ移動しているかのような光の演出が投影される。月に近づくと宇宙に漂う氷岩と共に、月の重力に引き寄せられるように接近していく。
月に降り立つと、月から見る夜空が堪能できる。天の川は天井に大きく映し出されている。
光の玉が地球に目指してゆっくりと動きだし、音楽の無い月から地球へと帰って行く。
やがて光の玉は無数の線となり地球へ大接近する。間もなく地球に降り立つ。
宇宙から見る地球は、人々が生活する灯りが見てとれた。すると、左右から光の網が日本を目指して伸びていく演出が始まった。
光の網が絡まり合った後、場面は最初の月の浮かぶ海へ。月はハイレゾアイコンへと変わっている。また、海に映る影もハイレゾアイコンと同じ黄色になっているのは芸が細かい。
ちなみに、劇中の楽曲は時期によって変わるとのことで、11月7日~11月30日まではL'Arc~en~Cielの『READY STEADY GO』、マイケル・ジャクソンの『Love Never Felt So Good』、藤井フミヤの『Another Orion』の3曲。12月1日~12月25日の期間は、ユニコーンの『Feel So Moon』、平井堅の最新楽曲、藤井フミヤの『夜明けのブレス』の3曲というラインアップだ。
イベントで使われた機材は、アンプに『TA-DA580ES』(実売価格16万9000円前後)、スピーカーに『SS-AR1』(91万8000円前後)×2と『SA-NA9ES』(17万8200円前後)×2という豪華環境。解像感のある音でプラネタリウムを純粋に楽しめた。これは実際に体感した人にしかわからないので、気になった人は是非行ってみてほしい。
■関連サイト
サウンドプラネタリウム2014
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