週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

360度カメラ新THETAの全貌に360度からせまってみた

2014年10月29日 21時45分更新

THETA m15
●リコーイメージング
●予想実売価格 3万5000円前後
●11月14日発売予定

THETA2014_2

 第一報は昨日お送りしましたが、今回は発表会で撮れたTHETA m15の全貌をレポート。

 まずは『THETA』全方位360度を!

THETA2014_2

 前面はレンズ下にシャッターボタンを装備。動画は1回で撮影開始、次に押すと撮影終了となる。

THETA2014

 そして上面にはマイク穴が。そう新THETAは動画対応で音声ももちろん撮れる。……とはいっても静止画のみ対応のTHETAにもマイク穴はあった。すでに準備されていたのか! おそるべしリコーイメージング!!

THETA2014

 そして、シャッターと反対面にはTHETAのロゴがある。

THETA2014

 片方の側面には、電源ボタンと無線ボタンが。THETAはもともと無線LANを搭載していたが、今回の新モデルでは2倍のアクセス速度になったとのこと。かなり写真がボケてますが、ご容赦ください。

THETA2014

 そして反対側はスッキリ。

THETA2014

 底面には三脚穴と、写真むかって右側にUSB端子を装備。と写真がボケボケで見えませんが、パスワードを初期化するリセットボタンを写真左側に装備してます。

THETA2014

 動画は最大3分で、もちろん360度の動画撮影が可能。動画も静止画同様、再生中に上下左右にぐりぐり動かして360度見られるのは、ほかにない楽しみかた。

 またTHETAの可能性を高めようと、リコーはAPIとSDKを配布するサイトを公開予定。

THETA2014
THETA2014

 ニューモデルは世界に向けても展開予定で、自分のつくったアプリで世界デビュー! するチャーンス!!

 会場では、VRヘッドセットの『Oculus Rift』でTHETAの動画を見ることができた。「解像度があまり高くないですがー」(係員)と言っていたが、THETAとの相性&破壊力はバツグン!

 

THETA2014

 言葉での説明になるため、若干伝わりにくいかもだが、Oculusを装着したとたんその場に引き込まれ、目の前というか視界全体がTHETAで撮った世界。映像は晴れ晴れとした海外のプールサイドでのパーティーが舞台。

 周りは外国の方ばかりだが、リア充気分が味わえる。実に楽しい。360度撮影では撮った自分も写るため、今回試した映像だと、自分の顔を下に向けると、THETAを掲げて持っていた女性がニコニコ。

 あぁ(現実世界に)戻りたくない、と思ったほど。

 動画は撮影後にPCに取り込んで、動画変換ツールでの作業が必要。全天球で撮った静止画と同様に、サイズや形(球型など)に編集できる。

 またTHETA専用のウェブサイト“theta360.com”での動画公開も可能。なお動画は新THETAのみの対応で、従来のTHETAではファームアップなどでも対応しないとのこと。

THETA2014

 同社の赤羽社長が“第三領域”と呼び、掲げて撮るのも楽しく、公式サイトのtheta360で公開中の静止画や動画も見てるだけでワクワクさせてくれる『THETA』。動画対応の新モデルで、そのワクワクっぷりはさらに加速しそうだ!

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
週刊アスキー
Kindle版はこちらをクリック
週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

■関連リンク
theta360

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります