THETA m15
●リコーイメージング
●予想実売価格 3万5000円前後
●11月14日発売予定
第一報は昨日お送りしましたが、今回は発表会で撮れたTHETA m15の全貌をレポート。
まずは『THETA』全方位360度を!
前面はレンズ下にシャッターボタンを装備。動画は1回で撮影開始、次に押すと撮影終了となる。
そして上面にはマイク穴が。そう新THETAは動画対応で音声ももちろん撮れる。……とはいっても静止画のみ対応のTHETAにもマイク穴はあった。すでに準備されていたのか! おそるべしリコーイメージング!!
そして、シャッターと反対面にはTHETAのロゴがある。
片方の側面には、電源ボタンと無線ボタンが。THETAはもともと無線LANを搭載していたが、今回の新モデルでは2倍のアクセス速度になったとのこと。かなり写真がボケてますが、ご容赦ください。
そして反対側はスッキリ。
底面には三脚穴と、写真むかって右側にUSB端子を装備。と写真がボケボケで見えませんが、パスワードを初期化するリセットボタンを写真左側に装備してます。
動画は最大3分で、もちろん360度の動画撮影が可能。動画も静止画同様、再生中に上下左右にぐりぐり動かして360度見られるのは、ほかにない楽しみかた。
またTHETAの可能性を高めようと、リコーはAPIとSDKを配布するサイトを公開予定。
ニューモデルは世界に向けても展開予定で、自分のつくったアプリで世界デビュー! するチャーンス!!
会場では、VRヘッドセットの『Oculus Rift』でTHETAの動画を見ることができた。「解像度があまり高くないですがー」(係員)と言っていたが、THETAとの相性&破壊力はバツグン!
言葉での説明になるため、若干伝わりにくいかもだが、Oculusを装着したとたんその場に引き込まれ、目の前というか視界全体がTHETAで撮った世界。映像は晴れ晴れとした海外のプールサイドでのパーティーが舞台。
周りは外国の方ばかりだが、リア充気分が味わえる。実に楽しい。360度撮影では撮った自分も写るため、今回試した映像だと、自分の顔を下に向けると、THETAを掲げて持っていた女性がニコニコ。
あぁ(現実世界に)戻りたくない、と思ったほど。
動画は撮影後にPCに取り込んで、動画変換ツールでの作業が必要。全天球で撮った静止画と同様に、サイズや形(球型など)に編集できる。
またTHETA専用のウェブサイト“theta360.com”での動画公開も可能。なお動画は新THETAのみの対応で、従来のTHETAではファームアップなどでも対応しないとのこと。
同社の赤羽社長が“第三領域”と呼び、掲げて撮るのも楽しく、公式サイトのtheta360で公開中の静止画や動画も見てるだけでワクワクさせてくれる『THETA』。動画対応の新モデルで、そのワクワクっぷりはさらに加速しそうだ!
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