楽天グループの通信会社であるフュージョン・コミュニケーションズは、『ZenFone5』と格安SIMがセットになった『楽天モバイル』の提供を開始しました。
提供開始に先立って行なわれた発表会では、楽天代表取締役の三木谷浩史氏が登壇。大手キャリアより月額を3分の1にしたいと語りました。
提供サービスは、音声対応格安SIMの単品契約と、『ZenFone5(8GB版)』と音声SIMがセットになった2種類。8GB版は日本のASUSからは発表されておらず、現状は楽天でのみの取り扱いとなるようです。
格安SIMの月額料金は、最大下り200Kbpsの“ベーシックプラン”が1350円、毎月の高速通信(150Mbps)が2.1GB付いてくる“2.1GBプラン”が1728円、“4GBプラン”が2322円、“7GBプラン”が3197円となっております。音声通話可能なSIMとしては、なかなか魅力的な内容。
8GB版ZernFone5セット販売時の端末価格は一括支払いが2万8512円、月々の分割払いだと格安SIMの料金に1188円プラスされます。16GB版のASUS直販価格が2万8944円であることを考えると、16GB版を買った方が良さそうです。
ZenFone5にはIP電話『Viber』と『SmarTalk』、音声量金を半額にする『楽天でんわ』がプリインストールされていて、通話料に関しても引き下げていきたいとのこと。
「これ私物なんだけど、とてもサクサク動く」と、三木谷氏はZenFone5を気に入っているようすでした。
他社格安SIMの業者との違いでは、楽天カードを持っている人ならボタンひとつで買える手軽さを強調。販売目標として「3年から4年くらいで1000万件を目指したい」とのことです。
別キャリアからのMNPにも対応しているので、電話番号が変わらずに月額1728円(2.1GB)で利用できるので相当オトクなのではないでしょうか。
●関連サイト
楽天モバイル
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