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2層空間構造などで原音を忠実に再現する日立マクセルのカナル型ヘッドホン

2014年10月21日 23時15分更新

MXH-RF800

 日立マクセルは新設計の2層空間(デュアルチャンバー)構造やアルミニウム合金とABS樹脂のハイブリッドボディーを採用したカナル型ヘッドホン『MXH-RF800』を10月25日(土)に発売する。予想実売価格は2万円前後。

MXH-RF800
↑色は同社のデザイナーのこだわりから選ばれた紫のラインで彩られ、その中央にシリーズを示す“m”の文字が描かれている。

 本製品は同社の音質を追求した『mシリーズ』のライアップに追加される。すでに発売している『DBA900』などが原音再生を追求しているのに対し、より“ワイドな音場感の創出”をキーコンセプトとしている。

MXH-RF800

 ドライバーの背面の空間を2層のデュアルチャンバーにすることで、ドライバーの振動を効率よく、かつ緻密にコントロール。音響抵抗を最適化することで“刺さり”のない伸びのある高音を実現し、高域ピークにマスキングされがちなシンバルの余韻などが楽しめるとしている。

 また、等ラウドネス曲線を考慮した低音特性をコントロールし、より高揚感にあふれた元気なサウンドが楽しめる。

MXH-RF800
MXH-RF800

 ハウジングは制振性に優れた高剛性アルミニウムでABS樹脂部品を挟み込むような構造。不要な共振を抑えると同時に、固有振動を低減し、ボディーの共振行政能力を向上させ、臨場感溢れるクリアーな原音の再生を実現する。

 イヤーピースは抗菌シリコンイヤーピース(S/M/L)と遮音性、装着感、原音伝達性に優れた低反発ポリウレタンイヤーピース(S/M)を付属する。

 実際に発表会で視聴してみたが、クラシックの管楽器の伸びのある高音が滑らかに再生され、音の尖りがなく長時間使用に向く印象だった。

●関連サイト
日立マクセル

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