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12インチMacBook Airの生産スタート!Apple噂まとめ(10/5〜10/11)

2014年10月12日 17時00分更新

 国内外の噂系サイトで10月5日から10月11日までに出回った内容をまとめました。先週は10月16日の発表が近づいていることもあり、新iPad Airの情報が多数出てきました。新モデルは、Touch IDを搭載し、ゴールドモデルが追加されるのはほぼ確実のようですが、厚みが従来モデルより0.5mm薄くなり7.0mmになるそうです。7.0mmということは、6.9mmのiPhone6とほぼ同じ薄さということですね。

 そのほか、12インチサイズのMacBook AirやiPadの情報も出ています。これまではリリースされるのかどうか怪しい感じでしたが、具体的なスケジュールや仕様などが出てきたようなので、近い将来に登場すると思われます。

10/6 Broadwell搭載のMacBook Airは2015年2月以降に
DigiTimesによると、MacBook Airや13インチMacBook Proに搭載される見込みである、米インテル社のUシリーズのBroadwellプロセッサーは、2015年1月から量産が開始されるそうです。このスケジュールから類推すると、MacBookシリーズの新モデルは2月もしくは3月にリリースとなるでしょう。

ノートマシンのメインストリームである15インチMacBook Proが採用する予定のBroadwellのHシリーズについては2015年7〜9月のリリースとなっているため、次期モデルは8月、9月あたりに登場するのではないかと。

なお、BroardwellプロセッサーはすでにYシリーズが、タブレット端末向けにCore Mというブランドでリリースされています。ちなみに、BroardwellのアーキテクチャーであるSkylakeも2015年7〜9月にリリースされる予定なので、新旧プロセッサーが混在してややこしくなりますね。

10/7 次期iPad AirはTouch IDを搭載、ゴールドモデルが加わる
Business Insiderによると、次期iPad AirはTouch IDが搭載され、iPhoneと同様のカラバリとなりゴールドモデルが加わるそうです。詳細は以下のとおり。

  新モデル 現行モデル
本体色 シルバー
スペースグレイ
ゴールド
シルバー
スペースグレイ
プロセッサー Apple A8 Apple A7
メモリー 2GB 1GB
ストレージ 32/64/128GB 16/32/64/128GB
厚さ 7.0mm 7.5mm

10/7 Apple向けにサファイヤガラスを製造していた企業が倒産
iLoungeによると、Appleが大規模な出資を実施していた米GTアドバンスド・テクノロジーズ社が倒産したそうです。同社はサファイヤガラスを製造していたメーカーです。具体的には、同社が米国連邦倒産法のチャプター11を申請し、日本でいうところの民事再生法が適用されるようです。つまり、操業が即停止するわけではありません。

10/7 iOS8のシェアは47%で未だ過半数割れ
気になる、記になる…」によると、Appleが開発者に公開しているiOSのバージョン別シェアで、iOS8とiOS7がいずれもシェア47%でツートップになっています。現地時間(太平洋標準時)の10月5日にApp StoreにアクセスしたiOSデバイスのデータを基に算出されています。ちなみに、iOS8の正式リリースから4日後となる9月21日時点でのiOS8のシェアは46%だったので1%しか伸びていないことがわかります。

10/7 12.9インチ版iPadはOS XとiOSを融合
DigiTimesによると、2015年の登場が噂されている12.9インチのiPadは、OS XとiOSを融合したデバイスになるかもしれないとのこと。プロトタイプは2つはあり、一方はノートマシンとタブレットの両方の使い方ができる、いわゆる2 in 1。もう一方はタブレットだそうです。

量産開始は2015年の初頭のようですので、株主総会が開催される2月下旬までにはなんらかの発表があるのではないかと。

個人的な見解ですが、Appleが2 in 1を出したらダメじゃないかと思いますね。ノートマシンとしてもタブレットともして使えるというぼんやりした製品カテゴリーは成功しないと思います。Apple A8もしくはApple A9を搭載し、着脱式のキーボードが付属するiPad Pro的な製品でいいかと。12.9インチであれば、Appleがこだわるキーボードの最低限のキーピッチも確保できますね。トラックパッド操作を可能にするか、タッチパネルのままでいくかは悩ましいところですけど。

10/7 iPhone6 Plusが人気で、6の供給比率を低減
DigiTimesによると、iPhone6 Plusの需要が予想を上回っていることから、AppleはiPhone6と6 Plusの供給比率を調整したそうです。具体的には、2014年下期のiPhone6の出荷台数を、当初の予想より300~400万台少なくなるとのこと。ただし、iPhone6シリーズの部品を供給しているサプライヤーは、6 Plus用の部品を十分に在庫していないほか、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社の工場も6 Plus用の製造ラインを急に増やせないため、6 Plusの供給量アップにはしばらく時間がかかるという見方です。

10/8 iPhone6用の液晶パネルは2014年通年で1億1600万枚
EMSOneによると、iPhone6/6 Plus用の液晶パネルの出荷数は2014年通年で1億1600万枚に達するそうです。

10/8 AppleはiPhoneへのサファイヤ搭載を断念か
EMSOneによると、10月6日に米国連邦倒産法のチャプター11(日本でいう民事再生法)を申請した米GTアドバンスド・テクノロジーズ社の株価が、同日に96%も暴落したそうです。これを受けて市場では、AppleはサファイアガラスをiPhoneに搭載しないのではないかという見方が強まっているようです。

10/8 新型iPad Airには消音/回転ロックスイッチがない?
nowhereelse.frによると、10月16日に登場すると考えられる新型iPad Airのモックアップでは、消音/回転ロックスイッチがなくなっており、液晶面に向かって左側面には音量調整ボタンしかないようです。音量調整ボタンも、従来と異なり突出しておらず、側面に設けられた凹みに配置されているようです。もちろん、Touch IDも搭載していますね。

10/8 12インチMacBook Airの少量生産が始まっている?
DigiTimesによると、台湾クアンタ・コンピュータ社が12インチMacBook Airの少量生産を開始したそうです。11月からは生産量を段階的に増やしていくとのこと。生産台数が限られているため、クリスマスシーズンには間に合わないと見られています。この12インチモデルは、既存の11/13インチモデルよりも薄型になるほか、タッチパネルの搭載も噂されています。

10/8 iOS8.1でApple Payの機能が加わるのは確実
9 to 5 Macによると、Appleの決済サービスである「Apple Pay」は、iOS8.1で搭載されるそうです。現在、開発者に配布されているiOS8.1beta2に、Apple Payのセットアップ画面が含まれていることが根拠のようです。

10/8 GTアドバンストの倒産はApple Watch生産に影響しない
9 to 5 Macによると、米GTアドバンスド・テクノロジーズ社は10月6日に連邦倒産法チャプター11(日本での民事再生法)を申請したものの、Apple Watchの生産には影響しないとのこと。Appleウオッチャーとして知られる台湾KGI証券のアナリストであるミン・チー・クー氏のレポートです。根拠としては、Apple Watchの保護ガラスや、iPhoneの内蔵カメラのレンズカバーなどは面積が小さいので、他社でも同様の品質のものを容易に供給できるとのこと。

10/9 iPhone6 Plusが好調で12.9インチ版iPadの量産に遅れ?
MacRumorsによると、iPhone6 Plusの需要が強いことから、12月からの量産を予定していた12.9インチのiPadのリリースが2015年初頭にずれ込むそうです。6 Plusの需要がかなり高いようで、12.9インチiPad向けの液晶パネルの製造ラインを確保するまで数カ月がかかる見込みです。なお、12.9インチiPadはiPad Airと同じ2048×1536ドットの解像度となるそうです。

10/9 3倍解像度のRetina HD搭載のiPadが開発中?
9 to 5 Macによると、iOS8.1のベータ版の中に3倍の解像度を持つUI画像が含まれているそうです。Retina対応のUI画像のファイル名には「@2x」という文字列が含まれていましたが、「@3x」という文字列を含んだ画像ファイルが見つかったようです。@3xは、iPhone6/6 Plusで採用されたRetina HDディスプレー向けのUI画像のファイル名にも含まれる文字列なので、Retina HDディスプレーを搭載するiPad Airが登場するという根拠ですね。

10/9 パソコンの世界出荷台数でMacは5位
9 to 5 Macによると、2014年7〜9月期の全世界でのパソコン出荷台数で、Appleが5位にランクインしたとのこと。米国の調査会社IDG社のレポートです。同期の総出荷台数は前年比1.7%減の7850万台ですが、Appleの出荷台数は前年同期比で8.9%増の498.2万台となっています。1位は中国レノボ社、2位は米ヒューレット・パッカード社、3位は米デル社、4位は台湾エイサー社です。

10/9 iPhone6シリーズのレンズ供給は台湾企業が寡占
EMSOneによると、iPhone6の内蔵カメラ用レンズは、台湾ラーガン社が6割、台湾カンタツ社が3割のシェアとなっているそうです。一方iPhone6 Plus用のレンズは、ラーガンが6割、台湾GSEO社が4割となっています。

10/10 新iPadのタッチパネルはフォックスコン傘下企業が供給
EMSOneによると、10月16日に発表されると見られる新型iPad Airのタッチパネルは、台湾フォックスコン社の傘下企業である台湾GIS社が第1サプライヤーになるそうです。同社は、ゴールド、シルバーの2モデルのタッチパネルを供給するようです。

10/10 サムスンがApple A9の低コストで供給
EMSOneによると、次期iOSデバイス向けプロセッサーであるApple A9について、韓国サムスン電子社はAppleに対して相場を下回る見積もり価格を提示したそうです。これを受けてAppleは、もうひとつの供給元である台湾TSMC社に値下げを迫っているようです。

10/10 ペガトロンの売上高がiPhone6効果で前年比60%増
EMSOneによると、iPhoneの製造を請け負っている台湾ペガトロン社の9月の営業収益(売上高)が、前月比62.8%増、前年同月比10.88%減の約3600億円(1059億ニュー台湾ドル)となったそうです。単月では、前年同月に次いで過去2番目の高水準だったそうです。

10/10 フォックスコンの売上高が6 Plus効果で前年比51%増
EMSOneによると、iPhoneの製造を請け負っている台湾フォックスコンの9月の営業収益(売上高)が前月比51%増、前年同月比22.95%の1兆4539億円(4154ニュー台湾ドル)になったそうです。もちろん、iPhone6シリーズの好調が後押しした結果ですが、同社が製造を独占している6 Plusの需要がすこぶる好調であることが要因のようです。

10/10 OS X Yosemite GM Candidate 3.0をリリース
気になる、記になる…」によると、Appleは開発者向けにOS X Yosemite GM Candidate 3.0をリリースしたそうです。ビルド番号は14A388aで、GM Candidate 2.0の14A386aから上がっていますね。GM Candidateとは、Golden Master Candidateの略で、日本語に訳すと製品候補版という意味です。製品候補版ですらアップデートするのがAppleらしいですね。

10/10 中国でのiPhone6シリーズの予約が6時間で100万件
フォーチューンによると、10月17日に中国で販売が開始されるiPhone6シリーズの予約が、開始から6時間で100万件を突破したそうです。この数字は非公式なものですが、中国3大キャリアである、チャイナ・モバイル、チャイナ・ユニコム、チャイナ・テレコムの予約数を合算したものです。

10/10 サファイヤ搭載のiPhoneは2015年末に登場か
EMSOneによると、Appleが2015年末にサファイヤガラスを搭載したiPhoneを搭載する可能性が残されているとのこと。調査会社である台湾LEDインサイド社のレポートです。ただし、iPhoneへの搭載には、量産体制、調達コスト、後工程にまだまだ問題があるようです。

10/11 新型iPad AirはApple A8Xプロセッサーを搭載か
Apple.club.twが、新型iPad Airと考えられる各種パーツを公開しているそうです。公開された基板には、Apple A8Xと刻印されたプロセッサーが見えるほか、メインメモリーは2GBになるそうです。ちなに、末尾にXが付くApple Aプロセッサーは、従来GPUを強化したバージョンでした。また、ホームボタンの周囲にはリングが見えるので、Touch IDの搭載は確実のようです。

10/11 Apple Store直営店でボーズ製品の取り扱い停止
MacRumorsによると、AppleはApple Storeの直営店で販売していた米ボーズ社のオーディオ製品を撤去する準備を進めているとのこと。この根拠としては、Appleの米ビーツ社の買収、NFL(全米プロフットボール協会)のスポンサーであるボーズ社が選手にビーツのヘッドフォンの着用を禁止したことなどが噂されています。

10/11 次期iTunesではUIが大幅に変化
9 to 5 Macによると、AppleはOS X Yosemiteと同時リリースが予定されているiTunesについて、iTunes Storeのデザインを刷新したそうです。よりフラットなデザインになっているそうです。

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