日本ではついに3キャリアで発売されるXperia Z3。こうなるとSIMフリー版国内発売を期待したいところ。まだ日本でのSIMフリー版の展開は未定ですが、海外のSIMフリー版の細かな特徴を“ソニーが基本的に好き”の君国さんがレビューしました。
2014年後期のフラッグシップとして発表されたたXperia Z3。感覚的には、ついこの前、Z2が発売された気分なのに、もうXperia Z3が発売になったのでEXPANSYSさんより早速お借りしたので、早速レビューしてみる。
●Xperia Z3を開封!
今回のモデルは、国内よりも先行して発売されたXperia Z3 (D6653)の Copper。Xperia Zから始まって、Z1、Z2、Z3とこれでもう4代目になる。
かなりコンパクトなパッケージで背面のカメラをクローズアップした画像が印刷されている。中身は、Xperia Z3本体と、付属品には、マイクロUSBケーブルと、ACアダプター、インナーイヤーヘッドホンと取扱説明書類。
本体の付属品は、販売地域とかキャリアが違うとその中身も違ってくるのだけど、Xperia Z2(Z6503)に入っていたイヤホンは、ノイズキャンセリング対応の『MDR-NE31EM』だったけれど、今回のXperia Z3(D6653)に付属しているのは、通話用ヘッドセットになっていた。
●Xperia Z3の外観をチェックしよう
本体サイズは、長さ約146、幅約72、厚さ約7.3ミリ。質量は約152グラム。
もうここまで来ると、Xperia Zシリーズのオムニバランスデザインも見慣れた感覚があるけれど、スペックアップとかディスプレイの大型化をしながらも、今までで一番薄くなっているし、随分軽くなってて、Xperia Z3の現物を手にすると、結構感動する。
表裏ともに凹凸のないフルフラットで、サイドのアルミの削りだしのボタンといった全体的なデザインは基本変わってないのだけど、フレーム部分の変遷があって、ちょいちょいとイメージが変わってきている。
Xperia Zは、6つの面がわりと鋭角的なデザインといった印象が強かったけれど、Xperia Z1以降はサイドのラインには緩やかなカーブをもたせていてグリップのしやすさを優先。さらに、Xperia Z1/Z2では、フレームと呼ばれる骨格と、サイドに流れるアルミパネルのコントラストを目立たせたデザインだった。
そこに、Xperia Z3では、厚みがかなり薄型化したこともあるのか、サイドのラインはなくなって、背面と同色で統一化させてあるのでこれも今までとちょっと違う印象を受けるところ。
背面の左上にあるのがコンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2070万画素のイメージセンサー“Exmor RS for mobile”を採用するカメラでGレンズのロゴマークと、1/2.3型20.7MPとの注釈が入っている。一応、レンズは背面とフラットで飛び出しはない。
NFCは、真ん中上部あたりに配置。中央部分にシルバーで目立つソニーロゴ、下部分にグレーの薄めにXperiaのロゴがある。
四隅にある継ぎ目になる部分だけ樹脂性で、おそらくアンテナ類の電波の通しやすさと、落としたときの衝撃を和らげる意味合いもあるらしい。
正面は、の上部中央にソニーロゴがあって、そのすぐ右横に、約220万画素 積層型裏面照射型CMOSセンサーのインカメラを備える。下部分には一切のロゴのないスッキリとしたデザイン。
本体がIPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を備えつつも、本体の上部にあるイヤホンジャックはキャップレスになっていて、フタの開け閉めなくダイレクトに差せる。
ストラップホールは、左側面の下側に配置。ディスプレーのガラスパネルの上下にスピーカーが配置されていて、ヨコに向けるとちょうど左右からのステレオスピーカーとして再生する。
ソニー独自のバーチャルサラウンド技術“S-Forceフロントサラウンド”にも対応していて、実際にスピーカーから音を鳴らしてもかなりしっかりした音が出てきて、モノラルスピーカーとはまるで別物。
本体右側面には、定位置に電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタンはアルミ製で、本体同色カラーとして質感はかなり高い。
電源ボタンの隣にあるカバーをはずすと、マイクロSDスロットと、SIMカードスロットが並んでいる。SIMカードのトレイは、今回から、マイクロSIMからナノSIMサイズに変更なっている。
隙間にあるペーパーを取っ手をつまんで引っ張りだすと、Xperia Z3(D6653)の製造番号を含む情報がチェックできるようになっている。
本体左側面には、マグネット端子を備えていて、マグネットケーブルと簡単につなげて充電。その隣にあるカバーをはずすと、マイクロUSB端子が現れる。
このカバーもきちんとメタルになって本体と同化しているあたりの作り込みは良く出来てるというか、フラッグシップあるかっこ良さがある。
●関連サイト
・ソニーが基本的に好き。
・EXPANSYS JAPAN『Xperia Z3 D6653』製品ページ
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