“UHS-I”の転送速度は毎秒90MB台が限界だが
“UHS-II”なら毎秒200MB超えも!
最新、最速のスピードクラス“UHS-II”を採用したSDカードの転送速度は、なんと毎秒200MB超。従来クラスの“UHS-I”では最速でも毎秒90MB台を出すのが限界だったが、その2倍以上の転送性能を発揮するのだ。
●UHS-IIの転送速度はUHS-Iの2倍超
↑UHS-II対応SDカード(※1 東芝『SDXU-032GA』)の転送速度をUHS-II対応カードリーダーとUHS-I対応リーダー使って測定。UHS-II対応カードリーダーでは200MB超という速さは発揮したが、UHS-I応カードリーダーを使うと最大でも毎秒90MB程度の転送速度しか出せなくなってしまう。
●UHS-IIとIは端子の数が違う
↑UHS-IIでは新しいインターフェースを採用し、接続端子を増やして高速化を実現している。
●UHS-IIの実力を発揮するにはUHS-II対応機器が必要
↑毎秒200MB超の高速データ転送には、UHS-II対応カードリーダーなどが必要となる。UHS-II対応SDカードを購入する際は、II対応カードリーダーもあわせてそろえよう。
超速SD&microSDカードでファイル転送時間を計測
UHS-IIなら10GBでも1分ちょっとでPCへ転送
撮りためた大量の写真データをPCへ転送することを想定し、SDとマイクロSDカードのファイル転送時間を計測。現在、市販されているSDカードおよびマイクロSDカードから最新、最速クラス製品をピックアップし、10GBぶんのRAWデータをそれぞれのカードからPCへ転送する際の所要時間を測定した。
●UHS-IIならUHS-Iの約半分の時間で10GBを転送
↑UHS-IIの3モデルはどれも同等の転送性能で、1分17秒ほどで転送完了。2分10秒以内のモデルは、どれもリードで毎秒90MBを出していたものだ。
週刊アスキー 週刊アスキー10/7号(No997)では、特集『SD&マイクロSDカード最速決定戦』を掲載。SD&マイクロSDカード30製品のベンチマーク結果をドドーンと掲載しています。
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